• 「Audio Routing」タブでは、 「Audio Output Ports」ポップアップメニューを使用してさまざまなオーディオ出力
を割り当てます。
HALion は 64 のチャンネルをサポートしています ( マスターチャンネル ( 左右 ) X 2、 追加チャンネル ( 左右ステレ
オ ) X 31、6 つのサブチャンネルを備える 5.1 サラウンドチャンネル X 1)。各チャンネルにさまざまなオーディオ
出力を割り当てることができます。ポップアップメニューでオーディオ出力を選択して、対応するチャンネルに
割り当てます。
[Shift] を押してオーディオ出力を選択すると、フロントとリアのチャンネルにオーディオ出力ポートが順番に割
り当てられます。割り当てられるポートの順番は 1、2、3、4 または 5、6、7、8 のようになります。また、
[Alt]/[Option]+[Shift] を押してオーディオ出力を選択すると、オーディオ出力ポートはペアでフロントとリアの
チャンネルに割り当てられます。この場合、割り当てられるポートのペアは 1、2、1、2、または 5、6、5、6 の
ようになります。
• 「Metronome」タブでは、以下の設定を利用できます。
オプション
Mode
Accent
Level
Connections
• HALion の終了時に終了の確認が不要な場合は、 「General」 タブで 「Donʼt prompt for confirmation when quitting
HALion 4」を有効にしておきます。
• 「ASIO Driver」 タブでは、 「ASIO Driver」 ポップアップメニューからオーディオデバイスドライバーを選択します。
同時に複数のオーディオアプリケーションを使用する場合、 「Release Driver when Application is in Background」
オプションを有効にしてください。
オーディオデバイスの入力および出力のレイテンシー値が表示されます。 「レイテンシー」とは、送られてくる
メッセージにシステムが応答するのに要する時間のことです。レイテンシーの値が増加すると、キーを押してか
ら音が出るまでの間に著しい時間差が生じます。レイテンシーの値の下で、接続されているオーディオデバイス
のサンプルレートを設定できます。
HALion が動作しているときは、複数の処理がコンピューターの処理時間を確保するために競合します。 「Audio
Priority」パラメーターを使用すると、どの処理に優先権を与えるかを指定できます。
オプション
Normal
Boost
• ドライバーを選択したら、 「Advanced」タブを開いて、入力および出力に使用するポートとその名前を設定しま
す。 「Control Panel」ボタンをクリックしてオーディオデバイス用のコントロールパネルを開き、オーディオデバ
イスメーカーの推奨に従って設定を調節します。
MIDI 入力とオーディオ出力の選択
コントロールパネルの左上には、MIDI 入力とオーディオ出力を選択する 2 つのポップアップメニューがあります。
MIDI 入力ポップアップメニューには、 お使いのシステムにインストールされている MIDI デバイスの入力ポートがす
べて表示されています。
• MIDI 入力ポップアップメニューを開いて使用する MIDI デバイスの入力ポートを選択します。
コントロールパネルの左上にある LED は、現在選択している MIDI 入力から入ってくる MIDI メッセージを示してい
ます。LED はノートオンとコントローラーメッセージを受信すると点灯します。これにより、HALion とお使いの
MIDI キーボードが同じ MIDI デバイス入力に接続されているかどうかチェックできます。
オーディオ出力ポップアップメニューには、選択した ASIO デバイスの出力がすべて表示されています。
説明
メトロノームのオン/オフを切り替えたり、メトロノームを「Count In」モードに設定し
たりできます。
この項目を有効にすると、各小節の第 1 拍にアクセントが付きます。
このフェーダーを使用してメトロノームのボリュームを調節します。
メトロノーム用の個別のステレオ出力先を選択できます。
説明
このモードでは、オーディオ以外の処理とオーディオの再生に同じくらいの優先権が与
えられます (初期設定)。
このモードでは、MIDI よりもオーディオが優先されます。MIDI 素材とオーディオ素材
を再生した際に、オーディオの再生に問題が生じた場合はこのモードを試してくださ
い。
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HALion スタンドアローンバージョンの使用