LFO のバイパス
LFO によるモジュレーションをかけずにサウンドを聴くには、セクションのタイトルバーにある「Bypass」ボタン
( スピーカーアイコン ) をクリックします。これですべての LFO が無効になります。
MegaTrig
MegaTrig モジュールは、再生スタイルやアーティキュレーションをコントロールしたり、リリースサンプルやイン
ストゥルメントノイズをトリガーしたりするために使用します。
条件の設定
条件を設定することで、トリガーするゾーンを指定できます。それぞれの条件に対して、イベントおよび範囲を指
定できます。
手順は以下のとおりです。
1. プログラムツリーで、再生規則を適用する位置に MegaTrig モジュールを挿入します。
プログラムまたはいずれかのレイヤーに挿入できます。プログラムまたはレイヤーに含まれるすべてのゾーンも
影響を受けます。
2. MegaTrig モジュールのエディターを開きます。
3. 最初の条件のポップアップメニューで、イベントを選択します。
4. メニューの左側の「On」ボタンをクリックして、条件を有効にします。
5. 右側のフェーダーと値フィールドを使用して、範囲の最小値と最大値を調整します。
6. さらに条件を設定するには、追加の行でこれらのステップを繰り返します。
7. 条件の左側にあるメニューで、論理演算子 AND または OR を選択します。条件を反転するには、NOT 演算子 ( 感
嘆符がついたボタン ) を有効にします。
「Expression」フィールドに、設定した条件と論理演算子が表示されます。
➯ 演算子 AND は演算子 OR の前に実行されます。
8.「Trigger」オプションを設定して、式が TRUE になったときにトリガーするノートを設定します。
式の手動設定
メニューで「AND」や「OR」を選択したり「NOT」ボタンを使用するかわりに、手動で式を入力できます。この方
法では、式の実行順序も指定できます。
手順は以下のとおりです。
1.「Expression」フィールドの横の「e」ボタンをクリックします。
2. 条件と論理演算子を入力します (「A AND B OR C」など )。
AND、OR、NOT のかわりに、 「&」 、 「|」 、 「!」と入力することもできます。
3. 実行順序を指定するには、カッコを使用します (「A AND (B OR C)」など )。
➯ 式を手動で編集する場合、 「Operator」メニュー、 「Not」ボタン、および「On」ボタンは利用できません。
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MIDI モジュールのリファレンス