値フィールドにノート値および 3 連符を入力することもできます。
• ノードの「Time」フィールドは、時間を拍子の分数で表示します。分数は常に最小値に約分されます。たとえば、
「2/16」は「1/8」と表示されます。
• ノート値に正確に一致しないエンベロープノードでは、直近のノート値が表示されます。
• ノート値に正確に一致するノードは、ノードのハンドル内の赤いドットで示されます。これは、たとえば、3 連
符のノート値と通常のノート値とでグリッドを切り替える場合に便利です。たとえグリッドが通常のノート値を
表示していても、3 連符のノードは 3 連符のノート値に一致しているということ示します。
エンベロープモードの選択
4 種類のエンベロープモードの 1 つを選択して、 キーを押すたびにエンベロープがどのように再生されるかを指定し
ます。モードは、 「Mode」ポップアップメニューから選択します。使用可能なオプションを以下に示します。
• Sustain: エンベロープは最初のノードからサステインまで再生します。 サステインレベルは、 ノートを発音する限
り保持されます。ノートの発音を停止すると、エンベロープはサステインのあとの段階を再生します。このモー
ドは、ループされたサンプルに最適です。
• Loop: エンベロープは最初のノードからループノードまで再生します。 ループはキーを押さえている限り繰り返さ
れます。ノートの発音を停止すると、エンベロープはサステインのあとの段階を再生します。このモードは、サ
ステインに変化を付ける場合に最適です。
• One Shot: たとえキーを離しても、 エンベロープは最初のノードから最後のノードまで再生されます。 このエンベ
ロープにはサステインはありません。このモードは、ドラムサンプルに最適です。
• Sample Loop: このモードでは、サンプルのナチュラルなアタックを維持できます。サンプルがサンプルループス
タートに達するまではエンベロープは減衰しません。2 番目のノードを最大レベルに設定してください。また、そ
れ以降のノードのいずれかを使用して、サンプルのループ中の減衰を設定します。このようにして、エンベロー
プはサンプルのループに影響を与えます。エンベロープのアタックは引き続き実行されます。
➯「Sample Loop」モードは、サンプルゾーンにのみ使用可能です。
ループのセットアップ
選択したノード間で再生を繰り返すようにエンベロープを設定できます。手順は以下のとおりです。
1. エンベロープモードを「Loop」に設定します。
2. グラフィカルエンベロープエディターでループを調整します。
• ループは、 グラフィカルエンベロープエディターの緑色の領域で示されます。 その領域の境界をドラッグしてルー
プの開始と終了を指定します。
➯ ループ領域は、エンベロープのディケイセグメントのみで設定できます。
Level Velocity Curve
カーブの種類を選択して、 入力ベロシティーがどのようにしてエンベロープのレベルに変化するかを指定します。 そ
れぞれのカーブの特性が小さなアイコンで表示されます。
Level Velocity (Vel>Lev)
ベロシティーがエンベロープのレベルにどのように影響を与えるかを指定します。レベルは、このパラメーターと、
キーを押す強さによって決定されます。正の値の場合、ベロシティーが強ければ強いほどエンベロープのレベルが
上がり、負の値の場合はレベルが下がります。
Norm
エンベロープのコントロールに使用されるベロシティー値をノーマライズできます。このオプションは、 「FILTER」
セクションでも指定できます。819
サウンドエディターでのゾーンの編集
ページの「Norm」を参照してください。
825