Speed
サンプルの再生速度をパーセント単位で調整します。 オリジナルの最大 800 % までテンポを速めることができます。
「Music」モードで設定できる最も低い再生速度は 12.5 % です。これより低い数値に設定しても効果はありません。
Original BPM
「Sync Mode」を「Tempo」に設定した場合、サンプルのオリジナルテンポを 1 分あたりの拍数 (BPM) で入力できま
す。ホストアプリケーションのテンポに一致するように、サンプルの再生速度が調整されます。
「Note Length」と「Number of Beats」
「Sync Mode」を「Beats」に設定した場合、入力したノートの長さと拍子の数に基づいてサンプルのテンポが算出さ
れます。たとえば、サンプルが 4 つの 4 分音符を含むドラムループの場合、ノートを 1/4 に、拍子を 4 に設定しま
す。ホストのテンポに一致するように、サンプルの再生速度が調整されます。
Time Stretch Key Follow
MIDI ノートナンバーを使用して、タイムストレッチモジュレーションを調整します。正の値を設定すると、発音す
るノートが高くなるほどサンプルの再生速度が速くなります。負の値を設定すると、発音するノートが高くなるほ
ど再生速度が遅くなります。
Center Key
「Time Stretch Key Follow」で中央位置として使用される MIDI ノートを指定します。
Legato
この機能を使用すると、たとえばボーカルサンプルを合唱に変えることができます。
「Legato」ボタンを有効にすると、サンプルを再生しながらボイスをさらに追加できます。これらのボイスは現在の
再生位置に挿入され、すべてのボイスが同時に再生されます。レガートを再生するとサンプルは連続して再生され、
サンプルを再生しなおすことなくコードを変更できます。
追加したボイスのアタック部分などにクリックが発生する場合があります。これはサンプルの途中から再生が開始
されるためです。これは、アンプリファイアーエンベロープのアタックタイムを増やすことで解決できます。
➯「Legato」 オプションは単一のサンプルゾーンでのみ機能し、 複数のサンプルゾーンをまたいで設定することはで
きません。
フォルマントシフト (「Solo」モードのみ )
フォルマントシフトを使用すると、サンプルにピッチシフトをかけるときに発生する、いわゆるミッキーマウス効
果を避けることができます。この機能は、人間の声またはアコースティック楽器のサンプルに特に有効です。
• フォルマントシフトを有効または無効にするには、 「On」ボタンをクリックします。
Formant
このノブを使用してフォルマントシフトの量を指定します。
Key Follow
フォルマントがピッチに追従する程度を設定します。ピッチシフトによって生じるミッキーマウス効果を最小限に
抑えるには、正の値を使用します。負の値に設定すると、ミッキーマウス効果が強くなります。
Grain Size (「Solo」モードのみ )
「Solo」モードを使用して複雑な素材を処理する場合、粒度を大きくすることで優れた音質を得られる場合がありま
す。この設定が高いほどピッチ検出の精度が低くなります。ピッチ検出は、ピッチの誤りを回避するのに役立ちま
す。また、このパラメーターを使用して魅力的なエフェクトを生成することもできます。
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サウンドエディターでのゾーンの編集