概要
HALion では、マッピングエディターを使って、サンプルのマッピングを手動で編集できます。 「Mapping」機能は、
キー範囲、ルートキー、ベロシティー範囲などの情報に基づいています。
マッピングエディター
マッピングエディターでは、プログラム内のゾーンの分布を表示して編集できます。すべてのゾーンは、キー範囲
( 横軸 ) およびベロシティー範囲 ( 縦軸 ) にマッピングされます。上部の領域では、選択したゾーンのマッピング範
囲とサンプルパラメーターにアクセスできます。
ゾーンはボックスとして表示されます。選択したゾーンは赤い枠、フォーカスされているゾーンはオレンジ色の枠
で示されます。重なり合っているゾーンは半透明で表示されるため、重複した範囲を簡単に確認できます。
MIDI キーボードでノートを発音すると、マッピングエディターのキーボード上でどのノートを発音しているか表示
されます。また、左側のベロシティースケールで現在のベロシティーを確認できます。
ツールバー
ウィンドウ上部のツールバーには、フォーカスされているゾーンの名前と、いくつかのマッピング編集オプション
が表示されます。
ゾーン範囲セクション
ツールバーの下には、ゾーン範囲セクションがあります。ここでは、ゾーンの「Low Key」と「High Key」、 「Low
Velocity」と「High Velocity」 、 「Root Key」 、 「Tune」 、 「Gain」の値を設定できます。 「Tune」パラメーターと「Gain」
パラメーターは、サンプルゾーンのみで使用可能です。
ゾーンのマッピング
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