出力
各チャンネルはさまざまなバスにルーティングできます。出力ポップアップメニューをクリックして出力先を選択
します。
出力バスは、ホストアプリケーションまたはオーディオハードウェアへのオーディオインターフェースに相当しま
す。したがって、これらのチャンネルは自由にルーティングできないため、出力ポップアップメニューは表示され
ません。
サラウンドスロットバスをステレオ出力バスの 1 つにルーティングできます。この場合、最初の 2 つのチャンネル
のみ接続されます。チャンネルの数が一致しないことを通知するため、ミキサーチャンネル ( スロットおよび出力 )
の上部に警告アイコンが表示されます。出力バスにダウンミックスエフェクトを追加するか、スロットをサラウン
ド出力バスにルーティングしなおすか、またはそのままにしておくかを選択できます。
インサートエフェクト
各チャンネルには最大 8 つのインサートエフェクトをロードできます。 インサートエフェクトを表示するには、 チャ
ンネルストリップを展開する必要があります。
各インサートは、 コーラスやディレイのように標準的なインサートとして使用することも、 4 つの AUX センドエフェ
クトの 1 つをロードして AUX バスに信号を送信することもできます。
AUX センドエフェクトをロードすると、インサートスロットの下に小さなレベルフェーダーが追加されます。この
フェーダーは、AUX バスに送信するレベルの設定に使用します。
➯ センドエフェクトは AUX バスおよび出力バスでは使用できません。
プリフェーダーセンドエフェクト
初期設定では、センドレベルはバスのレベルに影響されます。センドレベルをバスレベルとは別に調節するには、セ
ンドをプリフェーダーに設定します。これは、レベルフェーダーの左の対応するボタンを有効にすることで設定で
きます。
エフェクトの順序の変更
エフェクトを別の位置にドラッグすることで、エフェクトの順序を変更できます。スロットを別のスロットに直接
ドロップすると、スロットの位置が入れ替わります。
プログラムツリーはミキサーと直接同期しています。プログラムツリーのバスにエフェクトを追加すると、追加さ
れたエフェクトはミキサーチャンネルにも表示されます。ミキサーには最初の 8 つのエフェクトが表示されます。
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ミキシングとルーティング