取扱説明
A) 装着部位の選択
• 必ず、灌流が良好で、センサの受光部窓を完全に覆うことができる装着部位を選択してください。エミ
ッターと受光部を整列させるときは、エミッター(白いボックス)を爪床の裏に設置しないでくださ
い。裏に設置する場合は、低重量範囲センサを使用する必要があります。
• センサを装着する前に部位を清潔にし、乾かしてください。
rainbow R1 25Lセンサ
< 3 kg:推奨する装着部位は、手または足です。
rainbow R1 20Lセンサ
3~10 kg: 推奨する装着部位は、足または手の親指です。
10~30 kg: 利き手ではない手の中指か薬指で測定を行うことを推奨します。また、代わりに足の親指を利用す
ることも可能です。
rainbow R1 20センサ
10~50 kg: 利き手ではない手の中指か薬指で測定を行うことを推奨します。また、代わりに足の親指を利用す
ることも可能です。
rainbow R1 25、R1 25Lセンサ
> 30 kg:利き手ではない手の中指か薬指で測定を行うことを推奨します。
B) センサを患者に取り付ける方法
1. 袋を開封し、センサを取り出します。センサからバッキングを取り外します。
R1 20(10~50 kg) およびR1 25(> 30 kg)
2. 図1aを参照してください。受光部が指の肉厚部にくるようにセンサを配置します。
3. 図1bを参照してください。センサの粘着ウィング部を1つずつ指に押し付けます。正確なデータを得るために
は、受光部ウィンドウが完全に覆われている必要があります。
4. 図1cと1dを参照してください。エミッターカバー(白いボックス部)と指の形状をしたデザイン部が付随して
いるセンサを指の先の部分で折り、両サイドについているテープを1枚ずつ貼り付けて固定します。正しく装着
した場合、エミッターと受光部は垂直に一直線になります。
R1 25L 成人(> 30 kg)および R1 20L乳幼児(10~30 kg)
2. 図2aを参照してください。センサケーブルを患者の方に向けて、手の甲の上に沿うようにして設置します。エ
ミッターカバー(白いボックス部)を爪床の裏に設置し、指先(爪の先ではなく)がテープの端と合うように
します。正確なデータを得るためには、受光部ウィンドウが完全に覆われている必要があります。
3. 図2bを参照してください。粘着センサを指に巻きつけ、エミッター窓を指の上部に合わせるようにし、エミッ
ター窓が指の反対側の受光部の位置と一致するように設置します。センサが正しく装着されているかを確認
し、必要であれば直します。センサの残りの部分を指に巻き付けます。正確なデータを得るためには、受光部
ウィンドウが完全に覆われている必要があります。
R1 20L乳幼児(3~10 kg)
2. 図3aを参照してください。センサケーブルを患者の方に向けて、足の甲の上に沿うようにして設置します。エ
ミッターカバー(白いボックス部)を爪床の裏に設置し、親指の先(爪の先ではなく)がテープの端と合うよ
うにします。センサの残りの部分を足の親指に巻き付けます。
3. 図3bを参照してください。粘着センサを親指に巻きつけ、エミッター窓を足の指の上部に合わせるようにし、
エミッター窓が親指の反対側の受光部の位置と一致するように設置します。センサが正しく装着されているか
を確認し、必要であれば直します。
R1 25-L新生児(< 3 kg)
2. 図4aを参照してください。センサケーブルを患者の反対側に向けるか、または足の裏に沿うようにして設置し
ます。センサの受光部を足裏の肉付きの良い部分に、足の薬指に揃えて取り付けます。あるいは、受光部を足
の甲に取り付けることもできます。
3. 図4bを参照してください。足に粘着ラップを巻き付け、エミッター(白いボックス部)が受光部と揃っている
ことを確認します。粘着ラップを巻き付けてセンサを固定するとき、受光部とエミッターボックスの位置がず
れないよう注意してください。正しく取り付けられているかを確認し、必要であれば直します。粘着ラップの
残りの部分を足に巻き付けます。
C) センサを患者ケーブルに取り付ける方法
図5aを参照してください。センサコネクタを患者ケーブルコネクタに完全に差し込んで固定します。
センサの再取り付け
センサは、エミッターと受光部のウィンドウがきれいで接着材がまだ皮膚に着くようであれば、同じ患者に再
接着してかまいません。接着力がなくなった場合、新しいセンサを使用してください。
注記:センサの装着部位を変更したり、センサを再度取り付ける場合には、センサを患者ケーブルから外して
ください。
D) センサを患者ケーブルから外す方法
図5bを参照してください。ケーブルコネクタの両側面を支えながら、親指を止め掛けの上に置いて押して、セ
ンサを取り外します。
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