電気外科手術装置を不適切、不正確、または不注意に使
用すると、重大な感電、やけど、または爆発を引き起こ
す可能性があります。
非絶縁装置、スコープ、トロカールスリーブなどに、電気
外科手術装置を接触、または接地させないでください。装
置の使用者はすべて、腹腔鏡装置、凝固装置、それらの補
助装置、および他の関連装置の使用と取り扱いに精通して
いなければいけません。
可燃性液体または麻酔剤のあるところで使用しないでく
ださい。
これら装置とともに使用する電気外科手術用発生器は、適
切に操作されない場合、組織損傷を引き起こし、危険を伴
います。 電気外科手術用発生器メーカーが提供する、す
べての安全に関する注意および指示に従ってください。
電源を入れる前に、電極の先端の全体が常に見えるよう
にしておいてください。 電極の先端は、選択した凝固対
象の組織にしっかりと接触している場合にのみ、電源を
入れてください。 使用中、電極の先端を他の金属装置と
接触させてはいけません。
これらの注意および禁忌を守らない場合、けが、不具合
、その他使用者、スタッフ、および / または患者に予期
しない事態が発生するおそれがあります。
取扱説明書に記載されている洗浄および滅菌処理手順の
みが有効です。
中性洗浄液(pH 6~8)のみを使用してください。
前処理の手順
使用後 2 時間以内前に装置の洗浄を開始します。
施設で定められている移動手順に従って、装置を移動し
ます。
装置をすすぐか拭き取って、使用後のひどい汚れをでき
る限り取り除きます。
すべての装置は、洗浄液がすべての表面に行き渡るよう
に、全開状態で処理する必要があります(フラッシュポ
ート、ジョーなど)。
注: 別段の記載がない限り、装置の分解には工具(ドラ
イバーやペンチなど)は必要ありません。
手動洗浄
手動洗浄処理 - 酵素 / 中性洗浄液
注: 手順 5、6、7、9、および 11 は内腔装置にのみ該当
します。
1. 洗浄を開始する前に、必ず前処理手順をすべて実施
します。
2. メーカーの指示に従って、温度範囲 27 °C ~ 44 °C
(81 °F ~ 111 °F)の飲料水を使用して、酵素 / 中
性洗浄液を用意します。
3. フラッシュポートが開いた状態で、装置を開放 / 弛
緩状態にします。 装置を洗浄液に完全に浸して、少
なくとも 5 分間そのままにします。 浸漬を始める際
に、すべての可動部を作動させます。
4. 毛先の柔らかいブラシを使用して、装置から視認で
きる汚れをすべて取り除きます。 ブラッシング中に
装置を作動させ、ヒンジ、隙間、その他の掃除しづ
らい部分には特に注意してください。 注: (血液や
混濁で)汚れがひどくなった場合は、洗浄液を変え
ることをお勧めします。
5. 内腔装置の場合は、直径と長さが内腔と同じで、毛
先の柔らかいブラシを使用します。 以下のすすぎ手
順で視認できる汚れがなくなるまで、内腔装置(角
のある場所 / 角のない場所)をこすり洗いします。
6. 内腔装置の場合は、遠位端を下に向けて、装置を開
放 / 弛緩状態にします。 ハンドル / シャフトのフラ
ッシュポートに温度範囲 27 °C ~ 44 °C(81 °F ~
111 °F)の洗浄液を 50 ml 以上入れて、装置を洗い
流します。 この洗浄手順を少なくとも 2 回繰り返し
(合計 3 回)、内腔装置の汚れがすべて除去された
か確認します。
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