ジョイスティックハンドルの下のリングホイールは、 ペデスタルレベルをコントロールできます。 リングホ
イールには、 正確にコントロールできるよう細かい溝が付いており、 ノブ上部のポジションインジケータ
ーでホイールの物理的な位置を確認できます。 ホイールを時計回りに回すとマスター黒レベルが上がり
、 反時計回りに回すと下がります。
アイリス/マスターブラックインジケーター
アイリスインジケーター、 ジョイスティックを使ったマスターブラックコントロールのインジケーターは、
カメラレンズの露出レベル (
示します。
感度 (
)
SENS
感度設定は、 ゲインレベルの最高値と最 低値の範囲を設定します。 これにより、 ジョイスティックでより
繊細なコントロールが可能になります。 例えば、 感度が最大限に設定されている場合、 ジョイスティック
の可動域の全域にわたって動かしても、 調整されるゲインの幅はわずかです。
感度を調整することで、 ゲインレベルの範囲を設定できます。
調整幅コントロールノブ (
調整幅設定は、 ゲインコントロールの限 度を決定します。 例えば、 ゲインが特定の露出を超えないよう
にしたい場合などです。
以下の手順に従います:
ジョイスティックを一番上まで動かしてゲイン設定を最大限にします。
1
調整幅ノブを反時計回りに回して、 ゲイン値が希望の値になるまで調整幅設定を下げます。
2
これにより、 ジョイスティックを最大限に動かしてもゲインが設定した値を超えることはありません。
作業のこつ 調整幅コントロールは、 感度設定と合わせて使用するとゲインコントロールの最大
値と最 低値を設定できます。
例えば、 イメージ内のハイライトがクリップされないように、 ゲインの最大値を
さらにシャープになりすぎないように最 低値を
以下の手順に従います:
ジョイスティックを一番上まで動かしてゲインコントロールを最大にします。
1
調整幅設定を下げて範囲の上限を設定します。 この場合は
2
最低値を設定するには、 ジョイスティックを一番下まで動かします。
3
感度設定を上げて、 範囲の下限を設定します。 この場合は
4
これで、 ジョイスティックを上から下まで動かしても、 ゲイン値が設定した範囲を超えることは
ありません。 これは、 露出の限 度を決定する非常にパワフルな機能です。 ジョイスティックの動
作範囲を最大限に活用できるので、 繊 細なゲイン調整が可能です。
値) として示されるゲイン値、 マスターブラック設定のレベルをそれぞれ表
F
)
COARSE
.
F8
に設定する場合などです。
0
.
です。
F4
0
.
です。
F8
0
ATEMCameraControlPanelの使用
.
に設定し、
F4
0
300