「プレビュー」 ボタンを押して、 プレビュー出力で最終的な合成を確認。
キーの微調整
グリーンバックの大部分を切り抜き、 フォアグラウンドのエレメントを残したクロマサンプルができたら
「キー調整」 コントロールを使い、 キーを微調整します。
フォアグラウンド
「フォアグラウンド」 スライダーを使って、 フォアグラウンドマスクの不透明度を調整します。 これにより、
バックグラウンドに対するフォアグラウンドの強さが決まります。 スライダーを上げると、 フォアグラウン
ドイメージの細かい透明なエリアを埋めることができます。 このスライダーを動かして、 フォアグラウンド
がしっかりと見えるようになったらすぐに止めるという方法を推奨します。
バックグラウンド
「バックグラウンド」 スライダーはキーを抜いたエリアの不透明度を調整します。 このスライダーを使用
して、 イメージ内の取り除きたいエリアに残ってしまったフォアグラウンドの細かいアーチファクトを埋
めることができます。 キーを抜いたエリアが一貫して不透明になるまでこのスライダーを動かすという
方法を推奨します。
キーエッジ
「キーエッジ」 スライダーは、 キーを抜いたエリアのエッジを内側/外側に動かします。 フォアグラウンド
の隅に残ったバックグラウンドのエレメントを取り除いたり、 キーの境界がはっきりしすぎている場合に
フォアグラウンドをわずかに外に広げたりできます。 髪の毛などのディテールの調整に特に役立ちます。
バックグラウンドのアーチファクトが見えなくなり、 クリーンなキーエッジが得られるまでこのスライダー
を動かすという方法を推奨します。
キー調整コントロールを使 用すると、 フォアグラウンドのエレメントを、 バックグラウンドからクリーン
に分離できます。
カラースピル/フレア抑制を使用したクロマ修正
フォアグラウンドのエレメントにグリーンバックの色が反射したり、 フォアグラウンド (フィルイメージ) の
色により問題が生じることがあります。 これはカラースピルやフレアと呼ばれます。 「クロマ修正」 設定で
は、 カラースピルやフレアにより影響を受けたフォアグラウンドのエリアを修正できます。
スピル
「スピル」 スライダーを調整し、 フォアグラウンドのエレメントのエッジから色かぶりを取り除きます。 例
えば、 グリーンバックの色が反射したエリアなどです。
フレア抑制
フレア抑制は、 フォアグラウンドのすべてのエレメントから緑の色かぶりを均一に取り除きます。
ATEMMiniのキーイング
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