偽陽性の結果を含む交差汚染に伴う危険を回避するために :
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滅菌済みのエアロゾルバリア材 (フィ ルター付) 、 分子生物学グレードのピペッ トチップの使用を推奨します。
•
検体ごとに新しいピペッ トチップを使用して ください。
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GLP に従って検体を増菌培地からライシスチューブに移注して ください。 ピペッ トの汚染を回避するため、 中間的な移注ステッ
プを追加することもできます。 例えば、 増菌された各検体を滅菌チューブに移注することができます。
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利用可能な場合は、 殺菌灯が装備された病原菌取扱エリアを使用して ください。
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1〜5% (v/v in water) の家庭用漂白剤溶液またはDNA除去溶液で実験室のベンチおよび装置 (ピペッ ト、 キャ ップ/デキャ ップ
ツールなど) を定期的に除染して ください。
偽陽性の結果に伴う危険を回避するために :
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増幅後のチューブは絶対に開けないでください。
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汚染されたチューブは、 常に、 1〜5% (v/v in water) の家庭用漂白液に1 時間浸漬した後、 アッセイの準備作業領域から隔離し
て、 廃棄して ください。
廃棄に関する詳細および行政の規制については、 製品安全データシートを参照して ください。
具体的な用途や手順についてご質問がありましたら、 当社のウェブサイ ト (www.3M.com/foodsafety) をご覧いただく か、 3M 販売
担当者またはお近く の販売店までお問い合わせください。
保証の限定/限定救済策
個々の製品パッケージの限定保証条項に明示されている場合を除き、 3M は明示または黙示を問わず、 商品性または特定の目的
への適合性に関する保証を含むがこれに限定されない、 あらゆる種類の保証も負いかねます。 製品に欠陥があった場合、 3M また
は取扱販売店で交換あるいは返品処理をいたします。 対応は上記のみとさせていただきます。 製品の欠陥が疑われる場合は、 判明
した時点から60 日以内にすみやかに3M に通知し、 製品を3M に返送する必要 があります。 返品の許可については、 カスタマーサ
ービス (米国の場合は1-800-328-1671) または3M食品安全担当者にお問い合わせください。
3M の保証責任範囲
3M は、 直接的 ・ 間接的、 特殊、 偶発的または必然的を問わず、 利益損失を含むがこれに限定されないあらゆる損失に対しての責
任を放棄します。 いかなる場合においても、 あらゆる法的理論に対しても、 3M の保証責任範囲は、 欠陥と認められた製品の購入金
額を超えることはありません。
お客様の使用責任
お客様には、 使用前に添付文書および製品情報を熟読し、 情報に精通する責任があります。 詳細につきましては、 当社ウェブサイ ト
www.3M.com/foodsafetyをご覧いただく か、 お近く の3M 販売担当者または販売店にお問い合わせください。
検査方法を選択する際には、 サンプリング方法、 検査プロトコル、 検体の準備、 取り扱い、 および検査手技などの外 的要因が結果
に影響することを認識することが重要です。
お客様の基準を満たすように、 適切な食材および菌株を用いた十分な数のサンプルを評価するための検査方法または製品 を選
択することは、 お客様の責任となります。
また、 その検査方法および結果が顧客あるいは供給業者の要求を満たしているかについても、 お客様の判断となります。
どの検査方法を使用した場合でも、 3M 食品衛生管理製品を使用して得られた結果により、 検査で使用した食材または工 程中の
品質を保証するものではありません。
各種食品マ トリ ックス (食材) の検査方法の評価にご利用いただく ため、 3M では3M™ 分子検出マ トリ ックスコン トロールキッ トをご
用意しました。 必要に応じて、 マ トリ ックスコン トロール (MC) を使用し、 対象マ トリ ックスが3M 分子検出アッセイ2 - リステリア属菌
の検査結果に影響を及ぼすかどうかを判定して ください。 3M の検査法を採用する場合、 または新規や由来の不明なマ トリ ックス、
あるいは原材料を加工したマ トリ ックスや加工工程に変化の生じたマ トリ ックスを検査する場合は、 検証期間中に、 マ トリ ックスの
標準となる複数の検体 (由来の異なる検体) を検査して ください。
マ トリ ックスは、 成分や加工状態など固有の特性を備える製品の種類として定義されます。 マ トリ ックスは、 加工や外観など (例 : 未
加工/滅菌済み、 生食用/乾物など) の違いと同じように単純に区別できます。
保管と廃棄
3M 分子検出アッセイ2 - リステリア属菌 は2〜8°C で保管して ください。 冷凍しないでください。 暗所で保管して ください。 キッ ト開
封後は、 ホイルパウチが破損していないことを確認して ください。 パウチが破損している場合は、 使用しないでください。 開封後、 使
用しない試薬チューブは、 凍結乾燥試薬の安定性を保つため、 乾燥剤と共に再密閉可能なパウチ内に必ず保管して ください。 再密
閉したパウチは2〜8°C で、 60 日間保存することができます。
3M 分子検出アッセイ2 - リステリア属菌 は使用期限までに必ず使用して ください。 使用期限およびロッ ト番号は外箱ラベルに記載
されています。 使用後、 増菌培地および3M 分子検出アッセイ2 - リステリア属菌 には病原性の物質が含まれる可能性があります。
検査終了後は、 汚染廃棄物の廃棄に関する現行の産業基準に従って ください。 廃棄に関する詳細および行政の規制については、 製
品安全データシートを参照して ください。
注記
3
(日本語)
JA