• Masimo センサまたは患者ケーブルを再製、修理、再利用しないでください。電子コンポーネン トを損傷し、患者に危害を加える可能性があります。
• 注意 : センサ取り換えメッセージが表示されたり、 モニタリング装置のオペレータ用マニュアルに記載の低 SIQトラブルシューティ ングステップの完了後、
患者の連続的モニタリング中に低 SIQ メッセージが持続的に表示される場合は、センサを交換して ください。
• 注記:センサの X-Cal® テク ノロジによ って、不正確な測定値や患者モニタリングの予期しない損失のリスクが最小限に抑えられます。このセンサの患
者モニタリング使用期間は最大 8,760 時間です。患者モニタリング使用期間に到達したら、センサを交換して ください。
取扱説明
A. 装着部位の選択
• 灌流が良好であり、意識のある患者の体動を最小限に制限する装着部位を選択して ください。利き手ではない方の手の薬指に装着することをお勧め
します。
• センサを装着する前に、装着部位に汚れがなく、乾いた状態であることを確認して ください。
B. センサを患者に取り付ける方法
1. 図 1 を参照してください。星印のあるセンサとケーブルが上になるようにします。センサの両脇を押してこれを開きます。対象の指をセンサには
め込みます。
2. 図 2 を参照してください。ケーブルが患者の手の甲の方へ沿っていく ようセンサの向きを調整します。指の先端がセンサ内部の盛り上がった指止
め部に接触するようにしてください。爪が長い場合には、センサ先端部に開いたスペースより爪を出すこともできます。センサが正しい位置にあ
るかチェックして ください。センサの両側から手を離します。正確なデータを得るためには、受光部が完全に覆われている必要があります。
C. センサを患者ケーブルまたは装置に取り付ける方法
LNCS DBI
1. 図 3 を参照してください。センサコネクタ(1)を患者ケーブルコネクタ(2)の方に正し く向けて完全に差し込みます。保護カバー(3)を完全
に閉じます。
装置直接接続
1. センサを直接 Masimo SET テク ノロジまたは Masimo rainbow SET technology を搭載した (または使用上のライセンスを受けた) 装置に接続します。
注記:詳細情報については、機器のユーザーマニュアルを参照して ください。
D. 患者ケーブルまたは装置からセンサを外す方法
注記:損傷を防ぐため、センサコネクタを引っ張って ください。ケーブルは引っ張らないでください。
LNCS DBI
1. 図 4 を参照して ください。保護カバー(1)を持ち上げると、 センサコネクタ(2)が見えます。センサコネクタ(2)をしっかりと持って、 患者ケー
ブル(3)から引き抜きます。
装置直接接続
1. 図 5 を参照して ください。センサ装置コネクタ (2)の両側にあるボタン (1)に親指と人差し指を当てます。ボタンを強く押しながら手前に引いて、
コネクタを装置から取り外します。
E. センサを患者から取り外す方法 :
LNCS DBIおよび装置直接接続
1. 両側を押してセンサを開き、ゆっ く り引いて患者からセンサを取り外します。
2. クリーニングの指示に従って ください。
クリーニング
センサの表面をクリーニングするには :
1. センサを患者から取り外し、患者ケーブルを外します。
2. センサの表面を濃度 70% のイソプロピルアルコールに浸した布で拭きます。
3. 患者にセンサを取り付ける前に、センサを乾燥させて ください。低度消毒が必要な場合は、手順 4 から 7 を参照して ください。
4. 布またはガーゼのパッ ドに以下のような洗浄液を染み込ませます。
• グルタルアルデヒド(Metrex、Metricide 28、Cidex 2250 など)
• 塩化アンモニウム(ECOLAB、Huntington Brand、Aspeti-Wipe など)
• 漂白剤と水の割合が 1:10 の溶液
5. センサおよびケーブルの表面を全て拭き取ります。
6. 別の布またはガーゼのパッ ドに蒸留水を染み込ませ、センサおよびケーブルの全表面を軽く拭きます。
7. 布または乾いたガーゼのパッ ドで全表面を軽く ふき取ることにより、センサおよびケーブルを乾かします。
液体を使ってセンサを洗浄または消毒するには :
1. センサとケーブルの洗浄対象部分が完全に浸るように、次の洗浄液のいずれかにセンサを入れます。
• グルタルアルデヒド(Metrex、Metricide 28、Cidex 2250 など)
• 塩化アンモニウム(ECOLAB、Huntington Brand、Aspeti-Wipe など)
• 漂白剤と水の割合が 1:10 の溶液
2. センサおよびケーブルを静かに振ることにより、気泡を取り除きます。
3. センサおよびケーブルを最低 10 分間(最大でも 24 時間を超えない)浸します。コネクタは入れないでください。
4. 洗浄液から取り出します。
5. センサおよびケーブルを、室内温度と同温の蒸留水に 10 分間浸します。コネクタは入れないでください。
6. 蒸留水から取り出します。
7. 布または乾いたガーゼのパッ ドで全表面を軽く ふき取ることにより、センサおよびケーブルを乾かします。
注意 :
• 漂白剤の原液 (5 ~ 5.25% 次亜塩素酸ナトリウム) やここで推奨した以外の洗浄液は使用しないでください。 センサに回復不能な損傷を与えるからです。
• ケーブルのコネクタは、いかなる溶液にも入れないでください。
• 照射殺菌、蒸気、オートクレーブ(加圧滅菌器) 、エチレンオキサイドによる滅菌はしないでください。
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