感電、火災
危険
電気ソケットが正しく取り付けられていないと、車両充
電ポートを使用した高電圧バッテリーの充電の際に、感
電や火災につながる恐れがあります。
e
電源供給のテスト、充電器の電気ソケットの取り
付けおよび初回操作は、必ず有資格電気技術者が
実施する必要があります。 この作業員には、関連
するすべての基準と規則を遵守する責任がありま
す。 ポルシェ正規販売店にご用命ください。
e
電気ソケット用電源ケーブルの断面は、線長およ
び関連する国の規制や基準に従って規定されてい
ます。
e
充電に使用する電気ソケットは、関連する国の法
令や基準に適合し、独立したヒューズで保護され
た電気回路に接続する必要があります。
e
充電器は私有地、会社の駐車場などの私的および
半公共スペースでの使用を意図しています。 イタ
リアおよびニュージーランドなど、国によっては
公共の場での mode 2 充電が禁止されています。
詳細については、ポルシェ正規販売店または地元
の電力会社にお問い合わせください。
e
充電中は、許可を受けていない人 (お子様など) や
ペットが充電器や車両に触れることがないよう目
を離さないでください。
g 取り付けマニュアルおよび車両取扱説明書の安全
に関する指示を必ずお読みください。
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感電、火災
危険
プラグ接点の取り扱いを誤ると、感電や火災の原因とな
ります。
e
車両充電ポートおよび充電器の接点に触れないで
ください。
e
車両充電ポートまたは充電器に物を挿入しないで
ください。
e
電気ソケットおよびプラグ コネクターに、水、湿
気、その他の液体が入らないように保護してくだ
さい。
可燃性または爆発性の気体
警告
充電器の構成部品から火花が発生し、可燃性または爆発
性の気体に引火する可能性があります。
e
– 特にガレージ内での – 爆発の危険性を軽減する
ため、充電中は必ずコントロール ユニットが床か
ら 50 cm 以上の高さになるようにしてください。
e
充電器を爆発の可能性のある環境に設置しないで
ください。
電磁波の暴露限度 (1999/519/EC) に関する要件を満
たすため、すべての人から 20 cm 以上の距離が保たれ
るように充電器を取り付けてください。
充電器を使用して中断することなく確実に充電するため
に、以下の指示および推奨事項に従ってください。
–
新品の電気ソケットを取り付けるときは、家庭用
電気装置に使用可能な、できるだけ高電力用の工
業用電気ソケットを、有資格電気技術者に依頼し
て設置してください。 ポルシェ正規販売店にご用
命ください。
–
技術的に可能で法的にも認められる場合、電気装
置は電気ソケットの最大定格電力が車両の充電に
利用可能であることを確認して選定してくださ
い。
–
取り付ける前に、現在使用可能な家庭用電気装置
で車両の充電に必要な電力を常時供給できるかを
確認する必要があります。 必要に応じて、家庭用
電気装置をエネルギー マネージメント システムで
保護してください。
–
充電器は、アースされた主電源システムで作動さ
せることをお勧めします。 保護導線は適切に取り
付けてください。
–
家庭用電気装置についてご不明な点がある場合
は、有資格電気技術者にご相談ください。 ポルシ
ェ正規販売店にご用命ください。
–
充電器を太陽光発電システムとともに使用する場
合は、ポルシェ正規販売店にお問い合わせくださ
い。
–
充電器の性能を最大限に活用して確実に車両を急
速充電するためには、電源プラグに適したできる
だけ定格電流の高い NEMA 電気ソケットまたは
IEC 60309 に準拠した工業用電気ソケットを使用
してください。
–
家庭用 / 工業用コンセントを使用して高電圧バッ
テリーを充電するときは、電気設備に大きな負荷
がかかる場合があります。 充電に使用する電気装
置は、有資格電気技術者によって定期的に点検を
受けることをお勧めします。 電気装置に適した点
検時期については、電気技術者にお問い合わせく
ださい。 ポルシェ正規販売店にご用命ください。
–
納品時は、電気装置のオーバーヒートを防ぐた
め、充電電流は自動的に制限されています。 充電
器の作動復帰および電気設備の必要に応じた充電
電流の制限設定は、有資格電気技術者に依頼して
ください。
g 549 ページの「充電電流制限」の章を参照して
ください。