Masimo RD SET DCI Série Mode D'emploi page 34

取扱説明
A. 装着部位の選択
• 灌流が良好であり、意識のある患者の体動を最小限に制限する装着部位を選択してください。利き手ではない方の手の薬指に装着することをお勧め
します。また、利き手と反対側の手の他の指を使用することもできます。
• 必ずセンサーの光検知部を完全に覆うことができる部位を選択してください。拘束装置を装着している患者もしくは手が使えない患者の場合、足の
親指もしくは人差し指（その隣の指）を使用してください。
• センサーを装着する前に、装着部位に汚れがなく、乾いた状態であることを確認してください。
注意：センサーを使用する前に、センサーにワイヤの破損や擦り切れ、損傷した部分がなく、ケーブルが完全であることを確認してください。
B. 患者へのセンサーの装着
1. 図 1a を参照してください。蝶番のつまみを押してセンサーを開きます。RD SET DCI または DCI-P のセンサー窓の上に指を置きます。
指の最も肉厚の部分をセンサーの下部にある受光部窓に置きます。センサーの上部にはケーブルが接続されています。指先がセンサー
内の盛り上がった指止めに接触するようにします。 爪が長いと指止めにきちんと指先が接触しない場合がありますのでご注意ください。
2. 図 1b を参照してください。センサーのヒンジ タブから指の長さ方向に沿って均等にグリップ力が伝わるようにします。センサーが正
しい位置にあるかチェックしてください。正確なデータを得るためには、受光部窓が完全に覆われている必要があります。
3. 図 1c を参照してください。ケーブルが患者の手の甲の方へ沿っていくようセンサーの向きを調整します。
注記 : 小さい指の場合には、受光部窓が完全に覆われることを優先し、低重量範囲センターを使用する必要があります。このセンサーは親指、あるいは子
供の手や足に対して使用することを意図していません。
C. センサーを患者ケーブルに取り付ける
1. 図 2a を参照してください。センサー コネクタを正しく配置し、患者ケーブル コネクタに完全に差し込みます。
2. 図 2b を参照してください。保護止め掛けを完全に閉じます。
D. 患者ケーブルからセンサーを外す
1. 図 3a を参照してください。保護止め掛けを持ち上げます。
2. 図 3b を参照してください。センサーコネクタをしっかりと持って、患者ケーブルから引き抜きます。
注記 : 損傷を防ぐため、センサーコネクタを引っ張ってください。ケーブルは引っ張らないでください。
クリーニング方法
1. センサーを患者から取り外し、患者ケーブルを外します。
2. 70％ イソプロピルアルコール脱脂綿でセンサーを拭きます。
3. センサーを完全に乾燥させてから、患者にセンサーを取り付けてください。
または
1. 低度消毒が必要な場合は、漂白剤と水の溶液 (1:10 の配分 ) を使用します。
2. 布またはガーゼのパッドに洗浄液を染み込ませ、センサーおよびケーブルの全表面を軽く拭きます。
3. 別の布またはガーゼのパッドに蒸留水を染み込ませ、センサーおよびケーブルの全表面を軽く拭きます。
4. 布または乾いたガーゼのパッドを使い、センサーおよびケーブルを乾かします。
注意 :
• 漂白剤の原液（5 ～ 5.25% 次亜塩素酸ナトリウム） 、およびここで推奨した以外の洗浄液は使用しないでください。センサーに回復不能な損傷を与え
るからです。
• センサーおよびコネクタを液体に浸さないでください。
• また、照射殺菌、蒸気、オートクレーブ（加圧滅菌器） 、エチレンオキサイドによる滅菌はしないでください。
仕様
Masimo SET パルスオキシメトリーモニター、または使用が許諾されている Masimo SET パルスオキシメトリーモジュールと組み合わせて使用する場合、
RD SET DCI® および DCI-P リユーザブルセンサーは以下の仕様となります。
使用条件
センサー
体重
装着部位
NON
STERILE
SpO 精度、体動なし、(70 ～ 100%
2
SpO 精度、体動あり
2
LATEX
SpO 精度、低灌流
2
95%
%
脈拍数 精度、体動なし、(25 ～ 240 bpm)
4
5%
脈拍数精度、体動あり
Title: Graphics, Sensor/Cable symbols, 03/06
GR-14231
DRO-13914
脈拍数制度、低灌流
注記 : A 精度は統計による測定値に基づいて算出されます。比較試験で使用されている基準機器と比べた場合、測定値の約 68% が、Arms の値の前後
rms
に収まります。
Masimo SET テクノロジーは、ヒトの血液研究において体動のない場合の精度について検証済みです。この検証は、研究用 CO- オキシメーターを使用し、
1
明色皮膚および暗色皮膚を持つ健康な成人男女のボランティアに対して、70% ～ 100％ の SpO
標準偏差は ± 1 で、母集団の 68% を包含しています。
Masimo SET テクノロジーは、ヒトの血液研究において体動がある場合の精度について検証済みです。この検証は、研究用 CO- オキシメータを使用し、
2
明色皮膚および暗色皮膚を持つ健康な成人男女のボランティアを対象に行なわれました。検証では、70% ～ 100% の SpO
究において、1cm から 2cm の振幅での摩擦動作および軽くたたく動作 (2Hz ～ 4Hz)、そして 2cm ～ 3cm の振幅での非反復的運動 (1Hz から 5Hz) を実施
しました。標準偏差は ± 1 で、母集団の 68% を包含します。
Masimo SET テクノロジーは、低灌流時の精度について Biotek Index 2 シミュレータとの Masimo のシミュレータをベンチトップ比較し、0.02% 以上の
3
信号強度および 5% 以上の飽和度に対する転送パーセンテージについて調べた結果は 70 ～ 100% でした。標準偏差は ± 1 で、母集団の 68% を包含して
います。
Masimo SET テクノロジーは、脈拍数の精度 (25 ～ 240bpm) について Biotek Index 2 シミュレータとの Masimo のシミュレータをベンチトップ比較
4
し、0.02% 以上の信号強度および 5% 以上の飽和度に対する転送パーセンテージについて調べた結果は 70 ～ 100% でした。標準偏差は ± 1 で、母集団の
68% を包含しています。
互換性
このセンサーは、Masimo SET オキシメトリー内蔵機器あるいは RD SET センサーの使用が承認されているパルス オキシメトリー モニター
とのみ使用することができます。各センサーは、製造元機器メーカーのパルス オキシメータ システム上でのみ正常に動作するように設計
されています。このセンサーを他の機器と併用すると、性能低下が生じる場合があります。
互換性に関する情報 : www.Masimo.com
RD SET DCI
+70 C
-40 C
+1060 hPa - +500 hPa
795 mmHg - 375 mmHg
)
1
5%-95% RH
2
3
4
4
Masimo SET Technology
30 kg 以上
指
手の指または足の指
2%
3%
2%
3 bpm
5 bpm
3 bpm
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RD SET DCI-P
10 ～ 50 kg
2%
3%
2%
3 bpm
5 bpm
3 bpm
範囲での誘発性低酸素症研究において実施されました。
2
範囲での誘発性低酸素症の研
2
8994B-eIFU-0318