クリーニング
注意:
• 漂白剤の原液(5 ~ 5.25% 次亜塩素酸ナトリウム) 、およびここで推奨した以外の洗浄液は使用しないでください。
センサに回復不能な損傷を与えるからです。
• 破損を防ぐため、コネクタを水溶液などに浸したりしないでください。
• 線照射、 蒸気、 オートクレーブ、 グルタルアルデヒド(Cidex) 、 エチレンオキサイド等による滅菌を行わないでください。
センサの表面をクリーニングするには
1. センサを患者から取り外し、患者ケーブルを外します。
2. 白いタブを引っ張って粘着パッ ドを取り外し、廃棄します。粘着剤が剥がれずに残った場合は、70% イソプロピル
アルコールできれいに取り除く ことができます。
3. 70% イソプロピルアルコール脱脂綿で LNCS TF-I センサを拭きます。低濃度の消毒が必要な場合は、漂白剤と
水の割合が 1:10 の溶液を染み込ませた布またはガーゼで拭きます。
4. 別の布またはガーゼのパッ ドに蒸留水を染み込ませ、センサおよびケーブルの全表面を軽く拭きます。
5. 布または乾いたガーゼのパッ ドを使い、センサおよびケーブルを乾かします。
液体を使ってセンサを洗浄または消毒するには
1. センサパッドおよび消毒が必要なケーブル部分が完全に洗浄液に浸るように、洗浄液(漂白剤と水の割合が
1:10 の溶液)にセンサを入れます。
警告:破損を防ぐため、コネクタを水溶液などに浸したりしないでください。
2. センサおよびケーブルを静かに振ることにより、気泡を取り除きます。
3. センサおよびケーブルを最低 10 分間(最大でも 24 時間を超えない)浸します。
4. 洗浄液から取り出します。
5. センサおよびケーブルを、室内温度と同温の蒸留水に 10 分間浸します。コネクタは入れないでください。
6. 蒸留水から取り出します。
7. 布または乾いたガーゼのパッ ドで全表面を軽く ふき取ることにより、センサおよびケーブルを乾かします。
仕様
Masimo SET パルスオキシメ トリーモニター、または使用が許諾されている Masimo SET パルスオキシメ トリーモジュール
および患者ケーブルと組み合わせて使用する場合、LNCS TF-I センサは以下の仕様となります:
センサ:
体重
装着部位
精度、体動なし
SpO
1
2
脈拍数精度、体動なし
2
注記:A
精度は、機器による測定値と基準測定値の間の差異を統計的に計算したものです。機器による測定値の約 3 分の 2 が、比較試
RMS
験における基準測定値の ± A
Masimo SET テク ノロジーは、 ヒトの血液研究において体動のない場合の SpO
1
ターを使用し、明色皮膚および暗色皮膚を持つ健康な成人男女のボランティアに対して、70 ~ 100% の SpO
において実施されました。
Masimo SET テク ノロジーは、 ベンチ トップ試験において Biotek Index 2 シミュレータを使用した脈拍数精度について検証済みです。 この検証は、
2
25 ~ 240 bpm の範囲に対して行われました。
互換性
このセンサは、Masimo SET オキシメ トリー内蔵機器あるいは LNCS センサの使用が承認されているパルスオ
キシメ トリーモニターとのみ使用することができます。各センサは、製造元機器メーカーのパルスオキシメー
ターシステム上でのみ正常に動作するように設計されています。このセンサを他の機器と併用すると、性能低
下が生じる場合があります。
互換性に関する情報:www.Masimo.com
保証
Masimo の製品に添付されている使用説明書に従って使用した場合、購入者に対して、材料および仕上がりに瑕疵が
ないことを、6 ヶ月間保証します。単一使用製品は、単一患者への使用に対してのみ保証が適用されます。
前述部分は、 MASIMO が販売した製品に対して適用される、 購入者に対する唯一かつ排他的な保証です。MASIMO は、
商品性および特定の目的への適合性を含めて、明示的にも黙示的にも、一切の保証をいたしません。保証への違反
に対する MASIMO の唯一の義務および購入者の唯一の救済は、MASIMO の裁量により、製品を修理あるいは交換
することです。
以内に収まります。
RMS
LNCS TF-I
> 30 kg
前頭部
2%
3 bpm
精度について検証済みです。 この検証は、 研究用 CO オキシメー
2
45
範囲での誘発性低酸素症研究
2
4165F-eIFU-0618