5.3
ネットワーク接続のセットアップ
MTS 6520 VCI はUSBケーブル、ワイヤレス (WLAN)で又はイー
サネットでワークショップのネットワークと接続を確立できます。VCIマネ
ージャーの「Network Setup」(ネットワーク・セットアップ)タブから
診断テスターのネットワークインターフェイスの選択及び設定用のいくつ
かの機能を利用でき、この機能にはWLANとセキュリティの設定もあ
ります。
「Network Setup」タブで設定が可能なためには、診断テスターを
USBで接続する必要があります。Network SetupタブはUSB接続
が確立されない限り無効です。
5.3.1
ネットワークルーターによるケーブル接続イーサネット
LANの有効化(ストレートイーサネット-ケーブル)
診断テスターの通信ポート変更は IT管理者から事前に許可を得た
上でないと行うことはできません。LANがIPアドレスの自動取得に対
応しているかどうかがすでにわかっていることが必要です。もしこれが既
知でなければ管理者が診断テスターにIPアドレスとサブネットマスクを
予約する必要があります。その後テスターに割り当てられます)。
通常のオフィスやワークショップではコンピュータのほかにプリンターやモデ
ム等の機器も(Eメール用等のためにインターネット接続)イーサネット
ケーブル及びネットワーク・ルーター経由で相互に接続されています。
下の図は診断テスター2台も接続されているネットワークルーターと接
続されたコンピュータを示しています。実際のネットワークの場合通常
はウク数のコンピュータがネットワークルーターと接続されか各コンピュー
タから診断テスター毎に制御できます。
診断テスターをイーサネット・ケーブル接続によるLAN環境と接続する
ように設定するには次のステップを行ってください。
1. VCIマネージャーをデスクトップにあるVCIマネージャーのアイコンを
クリックして起動します。
2. PC及び診断テスターをUSBケーブルと接続します。
3. 診断テスターに12ボルト電源アダプターを接続し、アダプターを電
源に差し込みます。
4. 診断テスターをVCIマネージャーのVCI Explorerタブから選
び、Connectボタン(接続)をクリックします。
5. Network Setup (ネットワーク・セットアップ)タブを選びます。
Robert Bosch GmbH
6. Wired Ethernet (ケーブル接続イーサネット)タブを選びます。
7. Interface Control (インターフェイス制御)ペーンにあるEnable
Wireless Interface (ワイヤレス・インターフェイス有効化)チェッ
クボックスに✓を入れます。インターフェイスが有効化されると直ち
にIP Address Configuration(IPアドレス設定)ウィンドウが
表示され、Apply (適用)とCancel (取消)のボタンが有効になり
ます。[VCIマネージャーはインターフェイス毎に行われた変更を保
存します。次に他のインターフェイスを接続し、これに対応する変
更を行った後、Apply(適用)ボタンをクリックし両方のインターフェ
イスの変更を全て同時に保存できます。変更はApply(適用)ボ
タンを押す前ならCancel (取消)で随時取り消せます。]
8. LANが対応している限り、Obtain an IP address
automatically(IPアドレスの自動取得)にチェックを入れてく
ださい。これ以外の場合は、IT管理者により割り当てられたIPアド
レスとサブネットマスクを入力してください。
9. 新しい設定を適用するにはApply (適用)をクリックします。行う
べき変更は一つのウィンドウにまとめて表示されます。Yesで次に
進むかNoで「Network Setup」タブへ戻り、設定を変更します。
10. Properties(プロパティ)タブに表示された設定を基準値とし
て保存するか印刷してください。
| MTS 6520 VCI | 263
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2017-06-26
1 699 200 077
ja