MONITOR OUT 設定
このセクションには、 全ての出力オプションが表示されます。 ボタン名は 「 RETURN (戻る) 」 に変わり、
押すと前のメニューに戻ります。
MONITOR HIGHLIGHT LEVEL (モニター出力ハイライトレベル)
モニター出力に表示されているイメージのバックグラウンドマット、 ガベージマット、 ホールドアウトマッ
トレイヤーマットが使用されている領域に適用するハイライトの量を調節します。
モニター設定ボタン
MATTE VIEW RANGE (マット表示範囲)
ビデオモニターに表示されるイメージの質は、 モニターの輝度やコントラストの設定に影響を受けます。
多くの場合、 イメージの極めて暗い / 明るい部分のディテールは妥協され、 残りの部分のルックが適切に
なるように設定されます。 マットのイメージは輝度の範囲全体から構成されており、 そのレベルはマット
コントロールを使用して、 最も暗い部分と最も明るい部分の周辺を確認しながら調整します。
この理由により、 モニターで映像の最も暗い / 明るい領域を見ながら、 マットを適切に調整すること
は難しいのです。
「 MATTE VIEW RANGE 」 有効にすると、 マット信号の黒レベルを上げ、 白レベルを下げるため、 マットの
最も黒い / 白い部分がモニターで正確に表示されます。
モニター出力でマットの表示範囲を下げても、 内部処理やマット出力の信号レベルに影響は与えません。
MATTE VIEW INVERT (マット表示反転)
MONITOR OUT セクションで COMBINED MATTE (複合マット) または INTERNAL MATTE (内部マット)
を選択している場合、 MATTE VIEW INVERT 機能を使用するとマットの極性を反転できます。
MONITOR OUT RGB (モニター出力 RGB )
モニター出力で、 イメージの 3 つ全てのカラーチャンネルを表示します。
MONITOR OUT RED/GREEN/BLUE (モニター出力レッド / グリーン / ブルー)
3 つのチャンネルは、 個別に表示することもできます。 各チャンネルのボタンが有効になっ ている場合、 モ
ニター出力は特定のカラーチャンネルのみを白黒のイメージとして表示します。 これは、 ノイズを見つける
良い方法です。 ノイズは主にブルーチャンネルで見受けられます。
CUSTOM MON OUT メニュー
Smart Remote 4 のタッチスクリーンの MONITOR OUT セクションには 6 つのソフトボタンがあり、 Ultimatte
12 のモニター出力を切り替えます。 これら 6 つのソフトボタンは 「 CUSTOM MON OUT (モニター出力カス
タマイズ) 」 を使用してカスタム化できます。
FUNCTIONS セクションの左 2 つのボタンは 「 STANDARD (標準) 」 と 「 INPUTS (入力) 」 です。 「 STANDARD 」
は Ultimatte のデフォルトのモニター出力ボタンを MONITOR OUT セクションに表示し、 「 INPUTS 」 はモニ
ターに出力する入力のボタンのオプションを表示します。 「 INPUTS 」 が選択されていると、 各入力のボタ
ンを押すだけで、 それぞれのソースを簡単にモニタリングできます。
以下が、 各設定のボタンです。
STANDARD (標準)
PGM OUT (プログラム出力)
FG IN (フォアグラウンド入力)
BG IN (バックグラウンド入力)
COMBINED MATTE (複合マット)
INTERNAL MATTE (内部マット)
FILL OUT (フィル出力)
設定の変更
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