は は じ じ め め に に
本取扱説明書は、ご使用になるStryker製品を操作または保守を行う際にご覧ください。製品の操作または保守を行う前
に、本書を一読してください。製品の安全な操作と保守に関して、スタッフの教育・トレーニング方法および手順を定め
てください。
注 注 意 意
• 製品の不適切な使用により、患者または介助者が負傷する可能性があります。製品は、本書に記載されているとおり
にのみ操作してください。
• 製品または製品の部品を改造しないでください。製品を改造すると、予測不可能な動作の原因となり患者や介助者が
負傷する可能性があります。また、製品を改造すると保証が無効になります。
注 注 記 記
• 本書は製品に恒久的に付随するものであるため、今後製品を売却することがあっても製品と一緒に保管しておくこと
をお勧めします。
• Strykerでは、継続的に製品のデザインと品質において進歩を追求しています。本取扱説明書には、発行時に入手して
いる最新の製品情報が記載されています。ご使用の製品と本取扱説明書の記述に若干の不一致がある場合がありま
す。ご質問がある場合は、Strykerカスタマーサービスまたはテクニカルサポート+1-800-327-0770までお問い合わせ
ください。
製 製 品 品 説 説 明 明
S S V V 2 2 は、バッテリーバックアップシステムを備えた交流電源のベッドです。S S V V 2 2 は、病院および医療施設において長期間
の治療を受ける患者を対象としています。S S V V 2 2 には4つの電動アクチュエーターが搭載されており、心肺蘇生用体位、ト
レンデレンブルグ位、逆トレンデレンブルグ位、椅子座位など、複数のポジションで使用できます。S S V V 2 2 には、格納でき
るサイドレール、取り外し可能なヘッドボードおよびフットボードの他、患者の治療を補助するオプションや付属品が備
わっています。
S S V V 2 2 は、患者が横たわる面を調整する交流電源アクチュエーターおよび制御が備わった電動機械式の手術室およびICU用
ベッドです。患者が横たわる面は、背もたれ、シート、上脚部、下脚部の4つのセクションから構成されます。サイド
レールは、頭側端部で2本のサイドレール、足側端部で2本のサイドレールに分かれます。サイドレールは一番高い位置で
固定されます。ラッチが外されると、サイドレールは外側に開いて低位置に動きます。
サイドレール コントロールパネル、患者用コントロールペンダント、ナース用コントロールペンダントを使用して、電
気機械的機能を作動できます。コントロールボックスは、論理制御と電源から成り、分電ボックスを介して4つのアク
チュエーターすべてに電力と制御信号を送ります。サイドレール コントロールパネル、患者用コントロールペンダン
ト、およびナース用コントロールペンダントコントロールは、分電ボックスを介してコントロールボックスが制御してい
ます。
ベッドには、2対のアクチュエーター(合計4つのアクチュエーター)が搭載されています。ボトム表面の下にある1組目
のアクチュエーターは、背もたれの上げ下げと上脚部の上げ下げ機能を制御します。車台下部の下側にある2組目のアク
チュエーターは、ボトムの上げ下げと、トレンデレンブルグ位、逆トレンデレンブルグ位を制御します。
その他のベッド機構により、マニュアルの心肺蘇生、膝上げ部の調整、ベッドの長さの延長が可能です。ベッドにはさら
にキャスターのブレーキとステアリングコントロールが装備されています。キャスターがあるため患者がベッドに乗った
ままで、緊急時および非緊急時における院内での移送がしやすくなります。
適 適 応 応
S S V V 2 2 は、病院ベッドが必要となる手術室およびICU環境での成人患者による使用を意図した製品です。本製品は、患者の
仰臥面に使用してください。
本ベッドの操作者は、医療従事者(看護師、看護助手、医師)、保守またはメンテナンス担当者、患者、ベッドの動作機
能を使用できるその場にいる人です。
S S V V 2 2 は、病院、施設、診療所を含む、医療、手術および救命救急の環境での使用を想定しています。
S S V V 2 2 ベッドフレーム、ボトム一体型付属品およびマットレスは、皮膚と接触することがあります。
KK-7500 REV 08
7
JA