用途/適応症
5.
本医療器具は、患者様に使用法を訓練する医療従事者(義肢装具士)に提供されます。処方箋の交付は、
患者様が本品を使用可能か評価する医師が行います。
本品は単一患者様用で複数回使用向けの製品です。別の患者様へ再利用しないでください。
臨床的有益性
6.
• 歩行の快適性
• 関節への衝撃軽減
付属品と適合性
7.
義足には適合フットシェルを装着する必要があります(カタログ参照)。
義足には凸型コネクタを使用しており、標準的な凹型コネクタ(カタログ参照)と適合するよう設計されています。
アライメント
8.
ベンチアライメント
患者様に義足を装着する前に:
ヒール高に合わせて靴に義足を挿入し(フットシェルと一緒に)、義足
•
モジュールを底屈/背屈させます。
ソケットを内転/外転させ、冠状面から見て適切な角度になるように調整
•
します
ソケットを屈曲/伸展させ、矢状面から見て適切な角度になるように調整
•
します
負荷線が脚の前方のドームに位置するようにソケットの位置を調整しま
•
す(図参照)
ダイナミックアライメント
踵から前足への踏み返しを最適化するために、以下の可変部を調整します。
前後方向の足の位置
•
底屈/背屈
•
ヒールの柔軟性
•
ダイナミックアライメントは、良好な専門職的実施基準に則って実施されます。
組立て
9.
本品はあらかじめ組み立てられており、義足モジュール、Spectra ソックスおよびフットシェルで構成されています。
ダイナミックアライメント後、コネクタメーカーの仕様に基づき、凸型調整ネジを締めます。凸型調整ネジをゆるみ
止め接着剤(Loctite 242 など)で固定します。
Spectra ソックス
フットシェルを保護し、ノイズを最小限に抑える Spectra ソックスが付属しています。必ず Spectra ソックスを義足モ
ジュールに被せてからフットシェルを装着してください。
フットシェル
フットシェルの取り付けと取り外しには、義足モジュールの破損を防ぐためにフットシェル脱着ツールを使用してく
ださい。
本品の用途は、オーダーメイドの外付け下肢義足に組み込むことで片側もしくは両側の下肢
を切断または欠損先天性肢欠損した患者様に、足の機能を確保することを目的としていま
す。
本品は、歩行や過剰な負荷を伴わない身体活動など、中等度の活動レベル(K3)の患者様用
です。
体重制限(手荷物込み):166 kg(表§3 参照)
使用説明書
• 様々な地形に対する安定性
• 平坦でない地面での歩行を想定
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負荷線
IFU-01-036