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チューブの末端部内にインラインフィルターを取り付けます(インラインフィルターは、ソケットとバキュー
ムポンプヒールとの間に配した場所であればどこに配置しても構いません)。
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2 本目のチューブをインラインフィルターの末端部に接続し、パイロンの内側にチューブを送り込むか、パイ
ロン周囲にチューブを巻きつけます(チューブの損傷や歩行時のひっかかりを防ぐため)。
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チューブを希望の長さでカットし、バキュームポンプヒールのくぼみに配置されているストレートバーブに
接続します。
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付属のフックとループテープまたはその他の適切なテープを使用し、チューブをパイロンに固定します。
スペクトラソックス
フットシェルとグラスファイバー製コンポーネントを保護し、ノイズを最小限に抑えるため、スペクトラソックスが
付属しています。フットシェルを取り付ける前に、キールとソールプレートの上に置く必要があります。
注: H2O モデルはフットシェルとの併用は想定していません。そのため、スペクトラソックスは含まれていません。
フットシェル
フットシェルの取り付けと取り外しは、フットモジュールの損傷を防ぐため、靴べらを使用してください。
決して手動で引っ張ってフットシェルからフット部を取り外さないでください。ドライバーやその他の不適
切な器具を使用して取り外さないでください。これはフットを損傷する可能性があります。
H2O モデルはフットシェルとの併用は想定していません。フットモジュールを損傷する恐れがあります。
10.
調整
それでもなお、患者がさらにヒールの硬さを要求する場合は、付属のヒールウェッジを使用してください。このヒー
ルウェッジは両面シールを使用しているため、使用前にソールプレートの下面を脱脂する必要があります。適切なウ
ェッジの配置については下の図を参照してください。
注:H2O モデルにはヒールウェッジは含まれていません。
適切なヒールウェッジの配置
ヒールウェッジをソールプレートの足底面に、後端
から約 3.2mm 前方に取り付けます。
11.
トラブルシューティング
患者が異常な動作に気づいたり、装具の特性の変化(ノイズ、遊び、過度の摩耗)を感じたりした場合、または
装具が激しい衝撃を受けた場合は、装具の使用を中止し、義肢装具士に相談してください。
12.
警告
パッケージが損傷している場合は、器具の状態を確認してください。
フットシェルとスペクトラソックス(H2O モデルを除く)なしで使用しないでください。
ピラミッドの固定ねじは絶対に緩めないでください。
体重が増えたり減ったりした場合は、義肢装具士に知らせてください。
フットとフットシェルの内側に不純物(砂など)がないことを確認します。不純物の存在は、グラスファイバー
製コンポーネントとフットシェルが摩耗する原因となります。説明書(§17 を参照)に従ってフットを清掃し
てください。
水泳または水中での使用後は、フットシェルも含めてフットを清掃する必要があります(§17 参照)。
使用上の指示に従わない場合は危険を伴い、また保証が無効になります。
使用説明書
不適切なヒールウェッジの配置
コンポーネント間の配置は、フットの性能に悪影響を及ぼ
します。
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IFU-02-012