日本語版
重要な安全上の注意点
• 液体クロマトグラフィシステムでは、 接続部がリークの原
因になる可能性があります 。 使用する移動相の毒性や可
燃性に注意しなければなりません。
• カラムの充填剤は粒子径が小さいので、 乾燥すると吸入
する恐れがあります 。 カラムのエンドフィッティングを取
り外したり、 充填剤を露出させたりすることはおすすめし
ません。 カラムは、経験のある人が換気の良いところで
開放して ください。
• 各カラムの使用圧力限界を遵守して ください (表 1 参照)
記載の限界値を超えるとクロマトグラフィ性能が低下し
たり、 カラムの寿命が短くなったり、 あるいは安全が確保
できなくなったりします 。
操作のヒント
• フリッ トの詰まりを取り除く場合を除き、 逆向きに使用す
るのは避けて ください ( 「カラムのお手入れ」 を参照)。
• 低めの流量で使用し始めて、 次第に使用流量まで増やす
ことをおすすめします 。
• 必ず高純度試薬およびクロマトグラフィーグレード溶媒
を使用して移動相を調製します 。 使用前に移動相はすべ
て脱気してろ過します 。
• カラムを分解すると性能が低下します 。
• インラインフィルタやガードカラムを使用してカラムを保
護し、 寿命を延ばすことができます 。
• カラムは、 pH の推奨範囲を超えて使用すると (表 2 参
照)、 カラムの寿命が短くなります 。
(続き)