DrägerSensor において推奨される校正周期は以下のとおりで
す。
®
DrägerSensor
CatEx SR、 XXS O
、 XXS
2
H
S LC、 XXS CO LC、 XXS
2
SO
、 XXS NO
2
2
CatEx SR、 測定対象ガス :
H
2
2)
PID HC neo
上記以外の DrägerSensor
1) 作業安全の確認を目的とする測定において、 使用前に拡張バンプテスト
(警報動作および精度の各試験、 許容誤差 : 最大 ±20 %) を行って正
常に完了していることが確認されている場合は、 推奨される校正周期を
延長して 12ヶ月とすることができます。 この拡張バンプテストでは、 現時
点での感度を確認します。
2) センサー PID HC neo 付きのガス検知警報器を X-zone 5500/5800 で使
用する場合、 遅くとも 7 日後までにバンプテストを実施する必要がありま
す。 このことは特に、 X-zone 5500/5800 が Power Supply Ex で常時
電源供給される場合に該当します。 ガス検知警報器によるバンプテスト
は、 X-zone で使用する場合に、 X-zone の場所が変更されたら必ず実
施してください。
3) あるいは、 6ヶ月の校正周期を適用することもできます。 その前提条件
は、 メンテナンスステーション X-dock を使用して、 「拡張バンプテスト」
タイプの平日の表示テストが目標濃度に対する 10 % の許容誤差で実施
されることです。 このテストに合格しない場合は、 ガス検知警報器を校
正する必要があります。
校正周期は、 国が定める規定 ・ 規則類で上記より短い周期
が規定されている場合があり、 そのときは、 それら規定 ・ 規則
類を適用してください。
注意
健康への危険
センサーには酸腐食性の液体が含まれています。
► 漏れた場合目や皮膚との接触を避けてください。 接触した場
合は大量の水で洗い流してください。
センサーの交換、 後付け、 取外しの各手順は、 技術ハンド
ブックを参照してください。
Dräger Sensor の使用について詳しい注意事項は次のリンク
先をご覧ください : www.draeger.com/sensorhandbook 。
5.3
較正用ガス
テストガスの特性 (相対湿度、 濃度など) は、 対応するセン
サーのデータシートをご覧ください。
較正用ガスの相対湿度は、 O 2 センサーには関係ありません。
校正の種類に応じて、 さまざまな較正用ガスが使用されます。
®
|
X-am
2800 / X-am
取扱説明書
校正周期
1)
6ヵ月ごと
1)
4ヵ月ごと
使用条件によっては毎日の校
正が必要な場合があります。
以下の点検を連続して行ったと
きに校正の偏差が生じない場
合は、 周期を段階的に 30 日
まで延長することが可能です。
各センサーのデータシートを参
照してください。
®
5800
5.4
バンプテストの実施
バンプテストは、 以下のいずれかにより実施します。
– 手動のバンプテスト
– バンプテストステーションを使用するバンプテスト
– X-dock を利用するバンプテスト
PC ソフトウェア 「Dräger CC-Vision」 を利用すると、 簡易バ
ンプテストと拡張バンプテストのいずれを実施するのか、 およ
び、 メニューとバンプテスト ・ ステーションのいずれを利用するの
かをそれぞれ設定できます。
Dräger からは、 代替ガスを利用する校正の場合は、 拡張バン
3)
プテストを実施されるよう、 推奨しております (Dräger X-dock
の取扱説明書を参照してください)。
CatEx センサーの場合は校正用ガスとしてメタンを推奨します。
代替ガス校正の場合も、 対象にメタンが予想される場合はメタン
を推奨します。
X-am 5800: 手動バンプテストの場合は、 H
慮する必要があります。
手動較正または PC 較正、 自動バンプテストの間は、 H
が (有効であれば) 差し当たりそれぞれの期間自動的に無効に
なります。
バンプテストはパスワードで保護されたメニューでも実施するこ
とができます。
必要条件
– バンプテストを実施できるのは、 PC ソフトウェア 「Dräger
CC-Vision」 にて構成設定を完了しているセンサーが 1 個以
上ある場合に限ります (X-dock を利用するバンプテストを除
きます)。
– ガス検知警報器の電源がオンに切り替えてあり、 ウォーム
アップ 1 が完了していること。
– 標準ガスのボンベで適切なものが用意されていること。 例え
ば、 複数種ガスを標準ガスとするボンベ (注文番号 :
68 11 130) で、 各ガスの濃度分率は、 CO : 50 ppm、
H
S : 15 ppm 、 CH4 : 2.5 Vol%、 O
2
れ以外のガスボンベはお問合せください)。
警告
テストガスによる健康被害
テストガスを吸引すると、 健康を損なうか、 または死亡する危険
があります。
► テストガスを吸引しないでください。
► テストガスに関連するリスクと安全についての説明を参照して
ください (校正機器のデータシートと図解説明を参照)。
Dräger は、 CatEx センサの場合、 測定範囲 0 ~ 100%LEL
に対して、 60 %LEL 以下のテストガス濃度を使用することを推
奨します。
1. 標準ガスボンベを校正用アダプタ (注文番号 : 8318752) と
接続します。
2. ガス検知警報器のスイッチをオンに切り替えて、 校正用アダ
プタにセットし、 下向きに押し込んでロックします。
3. クイックメニューでバンプテストを呼び出します。 これを行わ
ないと、 バンプテストが文書なしで実行されます。
|
ja
メ ン テナン ス
2
補正の影響を考
補正
2
: 18 Vol%です (こ
2
153