10.
調整
フットローディング時のヒール剛性は、補強バンパーで調整できます。バンパーは、下表の位置にあらかじめ塗布さ
れた接着剤を使用して仮止めすることができます。推奨される位置は、ヒールを 1 カテゴリー(1 段階)ほど硬くしま
す。必要であれば、バンパーを前方(硬め)または後方(柔らかめ)に動かして、希望の硬さに調整します。恒久的に使用
する場合は、事前に塗布した接着剤をアセトンできれいに洗い流し、シアノアクリレート接着剤でバンパーを接着し
ます。
フットサイ
ソール後端からの距
ズ(A)
23~25cm
26~28cm
29~30cm
11.
トラブルシューティング
懸念
• 足底接地が早すぎる
• つま先が硬すぎると感じる
ヒールが柔らか
• 膝関節が過伸展になる
すぎる
• 膝の屈曲が早く、不安定
• 踵からつま先への移行が早すぎる
ヒールが硬すぎ
• エネルギー放出の感覚が少ない
る
• 緩徐な歩行率でのロールオーバーの動き
フットモジュー
ルが硬すぎる
• 初期接地時にノイズがする
フットモジュー
• 衝撃の高い活動により足指が過剰に反屈
ルが柔らかすぎ
る
12.
警告
パッケージが損傷している場合は、器具の状態を確認してください。
絶対にフットシェルとスペクトラソックスを装着せずにフットを使用しないでください。
ピラミッドの固定ねじは絶対に緩めないでください。
体重が増えたり減ったりした場合は、義肢装具士に知らせてください。
フットは必ずソックスと靴を履いて使用してください。これを守らないと、製品の故障だけでなく重傷を負
う恐れがあります。
フットとフットシェルの内側に不純物(砂など)がないことを確認します。不純物の存在は、グラファイト部品
が摩耗する原因となります。説明書に従ってフットを清掃してください(§16 を参照)。
水泳や水中での使用後、または液体がかかった場合は、フットを洗浄してください(§16 を参照)。
患者が異常な動作に気づいたり、装具の特性の変化(ノイズ、遊び、過度の摩耗)を感じたりした場合、または
装具が激しい衝撃を受けた場合は、装具の使用を中止し、義肢装具士に相談してください。
使用上の指示に従わない場合は危険を伴い、また保証が無効になります。
離(B)
29mm
35mm
48mm
症状
にフラットなスポットがある
使用説明書
• ソケットを足部に対して前方に移動させる
• 硬化バンパーを取り付ける。取り付けの詳
細については、上記のセクション 10 を参照
してください。
• ソケットを足部に対して後方に移動させる
• フットモジュールのカテゴリーが適切か検
証する
• フットモジュールのカテゴリーを下げるこ
とを検討する
• フットモジュールのカテゴリーを上げるこ
とを検討する
3/4 頁
解決策
IFU-01-097