サイクリング姿勢:
矢状面:
ソケットと同じ軸内に膝を取り付けます。
負荷線は股関節中心、ソケットの中心、膝の回転軸の後方を通る必要がありま
す。
負荷線は足の約 3 分の 1 に達します(足の調整:推奨事項に従います)。
正面:
ソケットと同じ軸内に膝を取り付けます。
負荷線は膝の中心と足の中心を通ります。
脛セグメントの内側回転が必要なことがあります。
注: これらの推奨事項は、実験室で行われた検査や試験から得られたものです。スポーツ
活動で患者を設定する場合、この種の装置の組立体の安全ルールと適正使用ルールが尊
重されれば、これらの理論的整合性を変更することは充分可能です。患者の安全と快適
さについての問題です。
B. 姿勢変更
GLISSE(ボードスポ-ツ)姿勢から VELO(サイクリング)姿勢への移行は、
ジャッキ上部軸の配置を位置 1 から位置 2 へと次のように変更することによって行われます:
•
付属の 2 個の Torx T30 スパナを用いて、軸の両側の 2 本のネジを取り外します。
•
付属の軸変更ツールを使用して、その場所から軸を外に出します。
•
希望する位置に軸を挿入します。
•
ワッシャーおよび微量液滴のブレーキオイル XC048 とともに 2 本のネジを元に戻し、6Nm のトルクになるよう
に締めます。
伸展
( 前屈角度 12 ° )
1
ネジの締め付けと締付解除はアダプターTorx T30 ビットを装着したダイナモトルクレンチで行わなければなりません。
ネジ頭がへこんで変形している場合は、付属の 2 本セットネジの片方でネジを取り替えます。
VELO の位置での最大屈曲のストッパーは、ジャッキを保護するためにのみ存在するので、いかなる状況下でも規則的か
つ反復的なストレスを受けることはありません。
C. 姿勢の選択と活動に応じた設定
付属のジャッキには 3 つのコマンドがあります:。
•
緩慢、普通、および急速なそれぞれ圧迫速度に対応する BLUE(ブルー)コマンド(FIRM / MEDIUM / OPEN)
ボードスポーツ姿勢
屈曲
( 角度振幅 50 ° )
取扱説明書
伸展
( 前屈なし )
2
矢状面
サイクリング姿勢
屈曲
( 角度振幅 130 ° )
3/6ページ
正面
大転子
負荷線