3.1.3
オプシ ョン機能の自由モード
自由モードでは、 システム膝関節は運動制御を提供する自由運動関節となります。 装具を付けたまま自
由運動ができます。 このモードは、 自動車の運転やサイクリングなどの活動時に使用することをお勧め
します。
3.2 レバー
システム関節にはレバーがあり、 F、 A、 Lの3つの印があります。 Fは自由
(Free) モード、 Aは自動 (Auto) モード、 Lはロック (Lock) モードを表しま
す (図5) 。 このレバーを使って、 希望するモードを選択して装具を使用す
ることができます。
モードの切り替え
自動モードからロックモードへ
ロックモードから自動モードへ
自動モードから自由モードへ
自由モードから自動モードへ
ロックモードから自由モードへ
3.3 適切な靴
最初に装着して歩いてみる際に、 装具士が装具の調整を行います。 新しい装具に慣れる必要があるた
め、 最初の1週間はこの調整済み装具の定期的なチェックが必要です。 また必要に応じて、 安全のため
に新たに適合させる必要があります。 装具を装着して最初に歩く際の靴 (靴ピッチ) に合わせて、 装具が
調整されます。 別の靴を履きたい場合は、 その靴に対しても装具が調節されていることを装具士が確
認しなければなりません。
42
説明
伸展した状態の装具にかかっている荷重を除去します。
装具にはいっさい力をかけないでください。
伸展した状態の装具にかかっている荷重を除去します。
装具にはいっさい力をかけないでください。
伸展モーメントをかけて、 装具をアンロックします。 椅子
に座って膝を手で押し下げることで、 これが行えます。
特別な注意はありません。
最初に、 装具にかかっている荷重を除去し、 自動モードを
選択します。 次に、 伸展モーメントをかけて装具をアンロ
ックし、 自由モードを選択します。
図6
図7
レバー
F
A
L
図5
図
6と7
6と7
8
図なし
図なし
図8