ChoiceMMed MD300K2 Manuel D'instructions page 160

MD300K2
取扱説明書
注意：
1. パルスオキシメータは脈拍を的確に測定し、それによって正確なSpO
値を測定するため
2
のものです。脈が正常な状態であるかを必ず確認してからSpO の測定を行ってください。
2
2. データケーブルが摩耗していると、正確なデータが得られない場合があります。測定デー
タは患者の治療に使用される重要な情報ですので、ご利用の際は常にケーブルの状態をご確
認ください。
3. SpO
ケーブルがES（電気外科）機器のワイヤーと絡まっていないかをご確認ください。
2
4. 使い捨てのアクセサリーは再利用しないでください。
5. メーカー指定のSpO
センサーのみをご使用ください。その他のSpO センサーを使用され
2 2
た場合、動作に支障が出ることがあります。
6. 清掃や消毒をする前に、モニターからセンサーを取り外してください。センサーやモニタ
ーに傷がついたり、ユーザーに危険が及んだりする可能性があります。
7. アラームは個々の患者の状態に応じて設定してください。アラームが発動すると必ず音が
鳴るよう設定をお願いいたします。
備考：
1. 付近に2つ以上のセンサーが存在していると、光学的クロストーク（混線）が発生する可
能性があります。この状態は各箇所を不透明な物質で覆うことにより解決します。光学的ク
ロストークはSpO 値の読み取りに支障をきたす可能性がありますのでご注意ください。
2
2. センサーの赤色ライトまたは検知器にゴミやほこりがついていると、センサーが正常に動
作しないことがあります。センサー部に障害物がなく、清潔であることを確認してからご使
用ください。
3. 機器の定期メンテナンスに関しては、本取扱説明書の関連部分に記載の手順を参照してく
ださい。
4. 本機器の機能はすべて、操作する方が安全に使用されることを想定して設計しています。
5. 本機器の材料には天然ラテックスを使用していません。
正確な測定ができない場合 - 考えられる原因：
1. ヘモグロビンが著しく機能不全に陥っている(カルボニルヘモグロビンやメトヘモグロビンなど)。
2. インドシアニングリーンやメチレンブルーなどの血管内染料が存在する。
3. 環境光が強い。この場合はセンサー部分を覆うことで解決する場合があります。
4. 患者が過度に動いている状態で測定した。
5. 高周波を発する電気外科装置や除細動器などが周囲に存在する。
6. 静脈拍動がある。
7. センサーの取り付け位置が血圧測定カフ、動脈カテーテル、血管内ラインの端に寄っている。
8. 患者が高血圧、重度の血管収縮、極度の貧血、低体温症である。
9. 患者が心停止またはショック状態にある。
10. マニキュアまたはつけ爪をしている。
11. 脈拍が弱い（低灌流）
12. ヘモグロビン値が低い
- 157 -