Enerpac Pro TSP300 Serie Manuel D'instructions page 68

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•
スイベルキッ ト型式TSP300MKには、 TSP300キッ トに含まれるすべて
の項目が含まれると同時に、 新品のスイベルポスト、 固定キャップねじ4
本、 油圧ポートOリング2枚が追加されます。 既存のスイベルポストが磨
耗または損傷している場合は、 このキッ トを発注し、 交換する必要があ
ります。
油圧カップリングはいずれのスイベルキッ トにも含まれ、 出荷前にメーカー
でプリインストールされています。
必ず、 油圧を完全に解放し、 両方の油圧ホースの接続をレンチ
警告
から外した後に、 以下の手順を開始してください。 圧力ゲージがゼロ (0) bar/
psiを示していることを確認します。 これらの注意事項を守らないと、 加圧さ
れた油圧オイルが不意に飛散します。 重傷が発生する可能性があります。
•
すべての表面の汚れを拭き取ってから、 以下の手順を開始します。 レン
チに汚れが入らないように、 あらゆる予防措置を講じてください。 汚れ
が入ると、 レンチ動作の不具合が発生したり、 レンチが損傷したりしま
す。
•
以下の手順は必ず、 高圧油圧機器の整備と修理に経験のあるスタッフ
が、 適切なツール、 人身保護具、 工場設備を使用して行ってください。 い
かなる場合でも適切な安全注意事項に従ってください。
4.0 取 り付け - TSP300スイベルアッセンブリ
以下の手順では、 図1、 図2、 図3を参照してください。 古い部品を廃棄し、 図
のようにキッ トに同梱の新品部品と交換します。
1. サークリップ固定リング (A) をスイベルポスト (F) 最上部から取り外し
ます。
2. マイナスドライバーをペアで使用し、 古いスイベルアッセンブリをスイ
ベルポスト (F) から静かにこじり出します。
3. スイベルポスト (F) に摩耗や損傷の明確な兆候がないか検査します。
•
古いスイベルポストの状態が良好な場合は、 再利用が可能です。 この
手順の4~9に進んでください。
•

古いスイベルが摩耗している、 または損傷している場合は、 セク
ション5.0に記載の指示事項に従って交換してください。 その後、 この手
順の4~9に進んでください。
4. スイベルポストを固定しているソケッ トヘッドキャップねじ (D) がしっか
りと締め付けられていることを確認します。 トルク値についてはセクシ
ョン5.0、 手順6を参照してください。
5. 古いOリング (E) をスイベルポスト (F) から取り外し、 キッ トに同梱の新
品のOリング (E) と交換します。 Oリングにシリコングリースを塗布して
から、 取り付けます。 位置については図2を参照してください。
Oリング (C) がスイベルマニホールドブロック (B8) にプリインス
注記
トールされている場合は、 手順6を飛ばして手順7に進んでください。
6. キッ トに同梱の新品のOリング (C) 2枚を、 スイベルマニホールドブロッ
クの溝に取り付けます。 Oリングにシリコングリースを塗布してから、 取
り付けます。 位置については図3を参照してください。
7. 取り付け後、 すべてのOリングにシリコングリースを少量、 追加で塗布
します。 新品のTSPスイベルアッセンブリ (B) をスイベルポスト (F) にス
ライドさせて慎重に入れます。
8. 同梱の新品のサークリップ固定リング (A) をスイベルポスト (A) に取り
付けます。
9. 油圧ホースを接続し、 レンチを69 bar [1,000 psi]でサイクル運転し、
オイル漏れがないか点検します。 漏れがない場合、 レンチを690
[10,000psi]でサイクル運転し、 漏れがないか再度点検します。
注記
注記
表1 部品リスト - プロシリーズスイベルキット
TSP300/TSP300MK (図1~5)
項目
参照
記号
A
1
B
1
C
2
D
4
---
E
1
F
1
---
G
2
---
H
1
---
--- ドライブユニッ ト (Wシリーズ) または
B1
1
B2
1
B3
1
B4
1
B5
1
B6
2
B7
2
B8
1
B9
1
注記 : 部品番号は、 トルクレンチ修理部品表を参照して ください。
加圧したオイルは、 皮膚に浸透して重傷を引き起こす可能性が
警告
あります。 レンチ使用前には、 オイル漏れを必ず修理してください。
5.0 取り付け - TSP300スイベルポスト
以下の手順では、 図1、 図2、 図3を参照してください。
1. 実施してない場合、 以下の手順を行う。 サークリップ固定リング (A) を
スイベルポスト (F) 最上部から取り外します。 ドライバーをペアで使用
し、 古いスイベルアッセンブリ(B) をスイベルポスト (F) から静かにこじ
り出します。
2. スイベルポスト (F) を固定しているソケッ トヘッドキャップねじ (D) 4本
を取り外します。 スイベルポスト (F) をドライブユニッ トまたはレンチハ
ウジング (H) から静かにこじり出します。
3. ドライブユニッ トまたはレンチハウジング (H) の表面をすべてきれいに
拭き取ります。 次に、 少量のLoctite 243ねじ溝シーラントをドライブユ
ニッ トまたはレンチハウジング (H) のねじ式ボルト穴 (
ぞれ塗布します。 シーラントを油圧ポートに垂らさないように注意しま
す。
4. 新品のOリング (G) 2枚を新品のスイベルポスト (F) のベース部分のポ
ートに取り付けます。 Oリングの位置については図2を参照してくださ
bar
い。
5. 油圧ポートの位置が合うように注意しながら、 新品のスイベルポスト (
F) をドライブユニッ トまたはレンチハウジング (H) に置きます。 Oリング
(G) が落下したり、 挟まったり、 切断されたりしないように注意してくだ
さい。
注記 以下の手順では、 必ずTSP300MKキッ トに付属する新品のソケッ ト
ヘッドキャップねじ (D) を使用してください。 取り付け時には、 キャップねじに
汚れがなく、 オイルやグリースが付着していないことを確認します。
68
説明
サークリ ップ固定リング
スイベルアッセンブリ (項目B1~B9を
参照)
Oリング、 スイベルアッセンブリ
キャ ップねじ、 ソケッ トヘッ ド
Oリング、 スイベルポス ト
スイベルポス ト
Oリング、 油圧ポスト
レンチハウジング (Sシリーズ)
油圧カップリング、 オス
油圧アダプター
油圧カップリング、 メス
スイベルアーム 「A」
スイベルアーム 「B」
Oリング、 スイベルマニホールド
Oリング、 スイベルアーム
スイベルマニホールドブロック
キャ ップねじ、 スイベル固定アーム
) 4か所にそれ

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