Ottobock 1C51 Taleo Vertical Shock Instructions D'utilisation page 239

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5.2.2 ベンチアライメント
備考
義肢足部は必ずヒールウェッジを取り付けた状態で使用してください。
備考
より高い安全性を確保しなければならない使用者(例: モビリティグレード2)は、足を約
1cm前側に移動させてください。これにより、前足が伸び、膝の固定効果が高まります。
下腿義肢のベンチアライメント
必要な道具:662M4 ゴニオメーター、743S12 差高計測器、743A80 50:50 ゲージ、アライメント
治具( 743L200 L.A.S.A.R. アッセンブリまたは 743A200 PROS.A. アッセンブリ)
以下の手順に従ってアラインメント冶具内で義肢パーツのアラインメントおよび組み立てを行
います。
差高:必要な差高( 靴の差高 - 前足部分のソール厚さ)+ 5 mm
   
矢状面のアラインメント:フットシェルのA-P線に対するアラインメント基準線(画
   
像参照 5)
前額面のアラインメント:フットシェルのM-L線に対するアラインメント基準線(画
   
像参照 5)
選択したアダプターを使用して義肢ソケットと義肢足部を接続します。アダプターの
   
取扱説明書に従ってください。
矢状面のアラインメント:
   
50:50 ゲージを使って義肢ソケットの中心点を決定します。アラインメント基準線に
対して中央に義肢ソケットを位置させます。
ソケットの屈曲:それぞれの断端の屈曲位 + 5
内外転の角度を確認します。
   
大腿義肢のベンチアライメント
► 膝継手の取扱説明書を参照してください。
5.2.3 下腿義肢のベンチアライメント
オットーボック社では、L.A.S.A.R. Posture(ラザーポスチャー)を使用して義肢のアライメン
トの確認と適合をすることをお勧めいたします。
必要に応じてオットーボック社が推奨するアラインメントガイドに従ってください(モ
ジュラー大腿義肢:646F219*、モジュラー下腿義肢:646F336*)。
5.2.4 ソケットコネクターの取付(Harmonyのみ)
義肢ソケットには、ソケットコネクターによりハーモニーポンプが接続されています。ホースは
短くするか、義肢にぴったりと固定するためにアダプターに巻き付けることができます。
1) 該当する取扱説明書に従って2R117ソケットコネクターを取り付けます。
2) ソケットコネクターのホースを短くして最適な長さに合わせ、ハーモニーポンプに接続しま
す(画像参照 8、画像参照 9)。
5.2.5 試歩行
角度の変更やスライド調節など、前額面および矢状面での義肢のアライメントを最適化する
ことで、最適な歩行パターンが得られます。 
下腿義肢への装着:踵接地の後、脚に負荷がかかる際に、膝が前額面および矢状面で生理学
的に動作することを確認してください。膝継手が内側にずれるのを防ぎます。立脚相の前半
で膝継手が内側方向にずれる場合は、義肢足部を内側に配置してください。立脚相の後半で
内側へのずれが生じる場合は、外転を少なくしてください。
ベンチアライメントの手順
239

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