8.5 ロック機能のチェ ック
1 システム関節を最大伸展状態でロックします。
2 ロ ック爪を下側にしっかり押します。 伸展ストッパーはこれでストッパー面に
押し付けられます。
3 システム関節をアンロックし、 ロック爪をふだん通り嵌め込みます
4 ロ ック爪が正しい位置になっているかチェックします。 位置は高すぎても
(図27) 低すぎても (図28) いけません。
ロック爪が正しい位置にあるとき (図29) 、 システム関節は遊びなしでロックさ
れます。 ロック爪の取り付けが低すぎると、 システム関節のロックに遊びが生じ
ます。 この場合、 同じシステム幅でもう一段階長いロック爪を取り付けて、 フィ ッ
トするかチェックします。 ロック爪の取り付けが高すぎると、 システム関節が意
図せずにアンロックされることがあります。 この場合、 同じシステム幅でもう一
段階短いロック爪を取り付けて、 フィッ トするかチェックします。
ステップロック機能のあるシステム関節を使用する場合は、 この項の記
述に正確に従ってロック機能をチェックしてください。
8.6 ねじの固定
装具が製作され、 試装着が終わったら、 ねじを固定してから、 患者に手渡します。
1 カ バープレートのねじ (図26) は、 システム幅に対応するトルクで締め、 LOCTITE® 243 ( 中強度)
で固定します。
2 接着剤を硬化させます (約24時間後に最終的強度) 。
NEUROLOCKカバープレートのねじ
S1 ( ねじ1、 軸ねじ)
S2 ( ねじ2)
NEUROLOCKMAX/NEUROFLEXMAX
カバープレートのねじ
S1 ( ねじ1、 軸ねじ)
S2 ( ねじ2)
カバープレートのねじは、 納品時、 必要なトルクでは固定されていません。 カバープレートの
開口部にも、 トルクについての情報が記載されています。
システム幅
14mm
16mm
3Nm
4Nm
3Nm
3Nm
システム幅
12mm
14mm
3Nm
4Nm
3Nm
3Nm
図27
図28
図29
20mm
4Nm
3Nm
16mm
20mm
4Nm
4Nm
3Nm
4Nm
193