ばねユニッ トに圧力がかかった状態で分解しないでください。 ばねユニッ トスリーブを明けたと
きにけがをする危険性があります。 NEUROSWINGH
ングには、 グリースを塗布してはいけません。
8.4 ねじの固定
装具が製作され、 試装着が終わったら、 ねじを固定してから、 患者に手渡します。
1 関節ケースのねじ (図6) は、 システム幅に対応するトルクで締め、 LOCTITE® 243 ( 中強度) で固定し
ます。
2 接着剤を硬化させます (約24時間後に最終的強度) 。
関節ケースのねじ
S1 ( ねじ1、 軸ねじ)
関節ケースのねじは、 納品時、 必要なトルクでは固定されていません。 システム関節のカバーデ
ィスクにも、 トルクについての情報が記載されています。
9. 装具の調節オプシ ョン
調節可能なシステム足関節を備えた装具 (図8) は、 病的歩行の状態に
合わせて個別に適合させることができます。 9.1項に記述されている
調節は互いに影響し合うことはなく、 別々に変えることができます。
システム足関節を取り付ける際は、 背屈ストッパーを適正に調
節するよう注意してください。 これは、 装具全体のアライメント
に影響します。
9.1 ばねユニッ トの調節
ディスクばね (2) および圧力ばね (3) を備えたばねユニッ トがあります。 装具のアライメントは、 ばねユ
ニッ トのねじにより調節できます (1、 図8) 。 ばね力は、 さまざまな強度のばねユニッ トで変えることがで
きます。
Oシステム足関節用のばねユニッ トとOリ
2
12mm
14mm
3Nm
4Nm
システム幅
16mm
4Nm
1
2
20mm
4Nm
1
3
図8
101