4.3
点検口の開け方/閉め方
開け方
手順を守ってください:
まず、ナットを緩めます。
加圧された蒸気による危険!サービスキャップを開ける前
に、圧力タンクが加圧されていないことを確認してくださ
い。そのためには、タンクキャップ(1、図1)を開け、取り
外します。
必要であれば、蒸気排出機能(5.4章参照)を使って既存の
圧力を下げます。
熱湯による危険!
圧力タンク内の水はまだ熱い場合があります。
⇒ サービスフラップの下縁に圧力をかけて、サービスフラップ (12) を開きま
す。
⇒ 付属の工具(17)を使って、サービスキャップ(13)の両方の固定ナットを
それぞれ 2 回転分緩めます。
⇒ 工具を使ってサービスキャップを約20°左に回し、サービスフラップから水を
ja
排出させます。
タンクが空になったら
⇒ 固定用ナットを外します。
⇒ サービスキャップを止まるまで左に回し、取り外します。
閉じ方
ボルトに潤滑油等を塗らないでください。
⇒ サービスキャップのシーリングを確認し、清掃してください。破損している場
合は交換してください。
⇒ 圧力タンクのシール面を清掃してください。
⇒ サービスキャップを約45°回転させた位置にセットし、止まるまで右に回して
ください。
正しい位置に注意してください。TOP=上
⇒ 固定用ナットを所定の位置にセットし、手で止まるまで回してください。
⇒ 工具を使用して、締め付けナットが指でつまめる程度まで締め付けます。
⇒ サービスフラップを拭いてください。
⇒ サービスフラップを持ち上げて、上部の角を押して閉じます
4.4
本体のすすぎ洗い
製造工程上、圧力タンクに離型剤などの異物が残っている場合があります。
これらの物質は、当初は運転中に臭いの原因となることがあります。これは時間の経過とともに減少し
ます。
また、初めて操作するときは、水洗いをすることをおすすめします。
⇒ 点検口(12/13、図1)からシンクに水が流れるように本体を設置します。
⇒ 点検口を開きます(4.3 章参照)。
⇒ タンクキャップ開口部へ3~4Lの水を注ぎ、点検口から排出させてください。
⇒ 点検口を閉じます(4.3 章参照)。
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図
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図
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図
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図
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図
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図
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