MG50FX の概要
チャンネル選択
アンプには、4 つのチャンネル(クリー
ン、クランチ、OD-1 および OD-2)があ
ります。
クリーン/クランチスイッチ(3)を押す
と、クリーン(緑色ライト)およびクラン
チ(赤色ライト)チャンネルから選択しま
す。
OD-1/OD-2 スイッチ(5)を押す
と、OD-1(緑色ライト)および OD-2(赤
色ライト)チャンネルから選択します。
OD チャンネルからクリーン/クランチチャ
ンネルに移動するとき、ユニットは、移動
する前の最後のチャンネルを記憶します。
例えば、クランチチャンネルから OD チャ
ンネルに移動し、クリーン/クランチスイッ
チ(3)を押すと、アンプは、クリーンチ
ャンネルで再び始動するのではなく、クラ
ンチチャンネルに戻ります。
モード
アンプは、プリセットと手動の 2 つのモー
ドで動作します。
これらの 2 つのモードの間を切り替えるに
は、ダンピングスイッチ(17)を 2 秒以
上押し続けなければなりません。手動モー
ドでは、保管スイッチ(19)が赤色に点灯
し、選択したチャンネルのライト(3また
は5)が点滅し始めます。
アンプは電源を切った後の最後のモードを
記憶しており、次に電源を入れるとそのモ
ードに戻ります。
プリセット
これはアンプの工場出荷時デフォルト動作
です。
プリセットモードでは、マスター音量(16
)を除くすべてのコントロールの位置が各
チャンネルに保存されます。各チャンネル
をプリセットと見なす必要があります。
チャンネルを選択すると、そのチャンネル
に保存されている設定が自動的に呼び出さ
れます。メモ:マスター音量(16)以外の
フロントパネルコントロールの物理的な位
置は、保存可能ではなく、ユニットの実際
の設定と一致しません。すべてのフロント
パネルスイッチが自動的に更新されます。
コントロールを変更すると、関連するパラ
メータがそのコントロールの現在の物理的
な位置にジャンプします。
コントロールが変更されると、選択された
チャンネルライト(3または5)が点滅し
て、現在のプリセットが変更されたことを
示します。
更新された設定を保存するには、保存スイ
ッチ(19)を押します。
保存(19)を押さずに別のチャンネルを選
択すると、新しいチャンネルとその設定が
呼び出されると、変更された設定が失われ
ます。
手動
手動モードでは、アンプの設定は常にコン
トロールの物理的な位置と一致します。
チャンネルを変更するだけでチャンネルが
変更され、プリセットは呼び出されませ
ん。他のコントロールは変更されません。
保存(19)を押すと、現在の設定が選択さ
れたチャンネルに保存されます。プリセッ
トモードで本ユニットを使用しているとき
に呼び出すことができます。
チャンネル設定が保存されると、現在のチ
ャンネルライト(3または5)の点滅が止
まり、プリセットが保存されたことを示し
ます。
リバーブ、FX およびディレイ
アンプは 3 つの同時デジタル効果を提供し
ます:リバーブ、ディレイ、および FX コ
ントロールで提供される 5 つ(コーラス、
フェイザー、フランジャー、バイブまたは
オクターブ)のうちのいずれか 1 つを選択
します。
リバーブ
リバーブコントロールは、スタジオまたは
スプリングの 2 つのリバーブオプション
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のいずれかに送られる信号の量を設定しま
す。
FX
FX コントロールは基本的に 5 つのセグメ
ントに分割され、単一の設定を有するオク
ターブの場合を除いて、FX のタイプを選
択して、関連する設定を調整します。FX
コントロールが「0」に設定されている場
合、FX はオフになり、FX のステータスは
オプションのフットコントローラーにも表
示されます。
FX オフ
0
コーラス
ノブを時計回りに回すと、速度が増加し、
深さが減少します。
フェイザー
ノブを時計回りに回すと、速度が増加し
ます。
フランジャー
ノブを時計回りに回すと、速度が増加し、
フィードバック、深さが減少します。
ヴァイブ
コントロールを時計回りに回すと、変調速
度が上がります。
オクターブ
FX コントロールを完全に時計回りに回す
と、オクターブ効果がかかり、演奏されて
いるオクターブよりも 1 オクターブ低い音
が同時に鳴ります。
ディレイ
ハイファイ
純粋な忠実度の高いデジタル遅延で、各リ
ピートは元のノートと同じです。
テープ
これは、テープエコーのクラシックなアナ
ログ効果をエミュレートし、連続して繰り
返すごとに暖かく暗いサウンドの遅延効果
を作り出します。
マルチ
デジタル遅延は、複数の出力(タップ)を
有し、それぞれが異なる遅延時間を有しま
す。
リバース
その名前が示唆しているように、これは、
通常、スタジオでテープまたはトラックを
逆転させる(つまり、逆方向に演奏する)
ことによって生成される、逆方向遅延のサ
ウンドをエミュレートします。
タップテンポ
タップテンポスイッチ(13)は、ディレイ
効果にのみ使用されます。
タップテンポスイッチは、遅延時間と 2 回
のプッシュ間の時間を一致させます。
選択した/呼び戻した遅延時間に タップテ
ンポ LED が点滅します。
遅延時間が減少するにつれて、反復回数が
減少します。遅延のあるチャンネルから遅
延のないチャンネルに変更すると、効果が
チャンネル間に表れます。
遅延のあるチャンネルから異なる遅延時間
に設定したチャンネルに変更すると、遅延
効果がチャンネル間に表れることはありま
せん。
MP3/ライン入力
リアパネルの 3.5 mm MP3/ライン入力ソケ
ット(24)を使用すると、外部オーディオ
ソース(例えば、MP3 または CD プレーヤ
ー)を接続できます。
ヘッドフォンおよびライン出力
3.5 mm ヘッドフォンソケット(18)によ
り、一組のヘッドフォンの接続できます。
ジャックがヘッドフォンソケットに差し込
まれると、ユニットのスピーカーはミュー
トされます。
さらに、ヘッドフォンソケット(18)をラ
イン出力として使用して、信号を外部機器
(例えば、コンピュータ、デジタルレコー
ダーまたはミキサー)に送信することもで
きます。ジャックがヘッドフォンソケット
に差し込まれると、ユニットのスピーカー
はミュート状態になり、「サイレントレコ
ーディング」となります。ユニットの出力
は、使用される外部機器から直接監視する
ことができます。
ダンピング
ダンピングスイッチ(17)は、パワーア
ンプ減衰の 2 つのモードの間から選択しま
す。ダンピングがオフ(LED オフ)のと
き、パワーアンプの応答は、中低音と高音
が強調されたクラシックなパワーアンプの
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