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立脚期の内反性の動きまたは外反性の動き
最適なソケット/フットアライメントが測定されたら、近位側のフットアダプタでの足底屈または背屈を使用し、ヒ
ールからつま先までの快適性とエネルギーの放出を最適化します。
9.
組立て
ダイナミックアライメント後、コネクタ製造元の仕様に従い、ピラミッド調整ねじを締めます。ピラミッド調整ねじ
をネジロック接着剤(例:Loctite 242)で固定します。
スペクトラソックス
フットシェルとグラスファイバー製コンポーネントを保護し、ノイズを最小限に抑えるため、スペクトラソックスが
付属しています。フットシェルを取り付ける前に、キールとソールプレートの上に置く必要があります。
フットシェル
フットシェルの取り付けおよび取り外しには、フットモジュールの損傷を防ぐため、靴べらを使用してください。
決して手動で引っ張ってフットシェルからフット部を取り外さないでください。ドライバーやその他の不適
切な器具を使用して取り外さないでください。これはフットを損傷する可能性があります。
10.
トラブルシューティング
患者が異常な動作に気づいたり、装具の特性の変化(ノイズ、遊び、過度の摩耗)を感じたりした場合、または
装具が激しい衝撃を受けた場合は、装具の使用を中止し、義肢装具士に相談してください。
11.
警告
パッケージが損傷している場合は、器具の状態を確認してください。
絶対にフットシェルとスペクトラソックスを装着せずにフットを使用しないでください。
ピラミッドの固定ねじは絶対に緩めないでください。
体重が増えたり減ったりした場合は、義肢装具士に知らせてください。
フットとフットシェルの内側に不純物(砂など)がないことを確認します。不純物の存在は、グラスファイバー
製コンポーネントとフットシェルが摩耗する原因となります。説明書(§15 を参照)に従ってフットを清掃し
てください。
水泳または水中での使用後は、フットシェルも含めてフットを清掃する必要があります(§15 参照)。
使用上の指示に従わない場合は危険を伴い、また保証が無効になります。
12.
禁忌事項
最大体重(装着時)が 166kg(RUSH ROVER)または 61kg(RUSH Kid)を超える可能性のある患者には使用しないでくだ
さい。
活動レベルが K3 以上の条件を満たさない患者には使用しないでください。
大きな衝撃や過度の負荷の危険性がある活動に使用しないでください。
13.
副作用
この器具に直接関連する既知の副作用はありません。
本器具に関して何らかの重大インシデントが生じた場合、製造元および使用者が居住する加盟国の所轄官庁に報告し
なければなりません。
14.
メンテナンスと管理
注油、ねじまたはその他の部品への作業などのメンテナンス作業は不要です。
使用説明書
ページ3項4
IFU-02-013