SMA INVERTER MANAGER Instructions D'installation page 154

5 LCS ツール
5 LCS ツール
パワーコンディショナと Inverter Manager は、サー
ビスツール（LCS ツール）を使って試運転調整を
行う必要があります。パワーコンディショナを系
統に接続して給電を開始する前に、試運転調整が
必要です。
情報
ファームウェアのアップデートにより、
Inverter Manager と LCS-Tool 間で通信障害が起
きるおそれがあります。
• ファームウェアのアップデートは、必ず
本書の説明通りに行ってください（162
ページの 5.2.5 章を参照） 。
LCS ツールは最新バージョンをお使いになること
をおすすめします。
• 太陽光発電システム： ファームウェアバー
ジョン 2.00.044 以降
• バッテリー内蔵型システム： ファームウェア
バージョン 2.01.003 以降
LCS ツールに必要なハードウェアの条件は次のと
おりです。
TM
• Windows 7 以降を搭載した PC
• 1 GB のハードディスク容量
• 2 GB の RAM
図 10LCS ツールによる試運転調整
A LCS ツール
B ルーター（推奨：DHCP ）
C Inverter Manager
D Sunny Tripower 60 / Sunny Highpower 75
E LAN 1
154 IMVIOBOX-IA-xx-19
LCS ツールは、PC のローカルドライブにインス
トールする必要があります。PC は、ルーター
（推奨：DHCP）を介して、Inverter Manager の LAN
1 ポートに接続する必要があります。
情報
Inverter Manager の LAN 1 ポートには、この
ポートに接続している DHCP サーバーに
よって、IP アドレスが割り当てられなけれ
ばなりません。IP アドレスは、Inverter
Manager に手動で割り当てることができま
す。
LCS ツールを実行する PC は、Inverter
Manager と同じサブネットにある IP アドレ
スを持っていなければなりません。
Inverter Manager に、システムネットワーク
の 192.168.4.0/24 の範囲にある IP アドレス
を割り当てることはできません。
LAN ポート 1 は、LCS-Tool をインストールし
た PC、ルーター、パワーアナライザとの接
続に使用します。LAN ポート 2 は、パワー
コンディショナおよびバッテリー内蔵シス
テムとの接続専用です。例外的に、LSC-Tool
を使用して、LAN ポート 2 に PC を接続する
ことがあります ( サービス対応中など )。こ
れには、PC の通信設定で、DHCP プロトコ
ルが有効になっている必要があります。
F LAN 2
G Power Analyser UMG 604-PRO、Janitza
electronics GmbH 製
H Sunny Tripower Storage 60
I バッテリー
SMA Solar Technology AG
設置説明書