CCD
特有の現象
CCDカメ ラの場合、 次のよう な現象が起きる こ とがあ り ますが、 故障で
はあ り ません。
スミア
高輝度の被写体を写したと きに、 明るい帯状の縦線 (垂直ス ミ ア) がモ
ニター画面に見える現象です。 (下図参照)
モニター
画面
この現象は、 CCDがイ ンターライ ン転送方式を採用しているため、 フォ
ト センサーの深いところに入った赤外線などによ り誘起された電荷が、
レジスターに転送されるために起こる ものです。
折り返しひずみ
縞模様、 線などを写したとき、 ギザギザのち らつきが見える こ とがあ り ま
す。
傷
CCDはフォ ト センサー (素子) が縦横に並んでできており、 フォ ト セン
サーのいずれかに欠陥があると、その部分だけ画像が写らず、モニ
ター画面に傷となって見えます(実用上支障がない程度) 。
縦に薄く尾を引いたよ
うな画像になる。
(垂直スミア)
微小白点
高温時に暗い被写体を写している場合、 画面全体に多数の白点が現
れる こ とがあ り ます。
高輝度の被写体
(電灯、蛍光灯、太
陽、強い反射光など)
4
章
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章 付録
(J)