伸展プロモーター(図 7 )
伸展プロモーター( 14 )は過度の踵のけり上げを減少し、膝の伸展を促進し
ます。 オズール社出荷時には、最小で設定されています。
• 膝を屈曲させると、伸展プロモーターの調節ねじに届きます。
• 過度の踵のけり上げを減少するには、特に早歩きをしている場合、伸展
プロモーターの調整ねじを大きなマイナスドライバーで時計方向に回し
ます。
伸展補助(図 10 )
伸展補助は、膝継手を完全伸展に戻す役目をするオプションの機能です。伸
展補助は、患者が幾何学的ロックをきかせるために膝継手を伸ばすことがで
きない場合にのみ使用することをお勧めします。
注 : 伸展補助を取り付ける前に、バルブ E の抵抗を小さく試みて完全伸展が
得られるようにしてください。
• 完全伸展を得るのが難しい患者に有効です。
• 早歩きをしている間、役に立ちます。
• 膝継手を一貫して完全伸展の状態にします。
• 安定性を確保するには、幾何学的ロックに正のロックバイアスを取り付
けます。
3 つの異なるスプリングを使用できます(黄 = 普通、青 = 硬い、赤=非常に
硬い) 。
取り付け(図 10 )
• バンパーカバー、バンパーおよびシムを取り外します(図 7 & 8)
• スプリングカップ (18) を膝継手 (23) の 30mm チューブクランプ内部の
穴に挿入します。
• ゴムの木槌で静かに叩いてスプリングカップをしっかりと固定してくだ
さい。
• ケーブルカバー (20) をケーブル (21) にかぶせます
• スプリング (19) をケーブル (21) とケーブルカバー (20) の上に取り付け
ます(黄のスプリングから始めます)
• まず、ケーブル (21) とスプリング (19) をスプリングカップ (18)、ケー
ブルのボール形状の端を通します。
• 膝継手 (23) の穴を通してケーブルのボール形状の端にスライドさせ、
小さいドライバーか先の尖ったラジオペンチを使って、ボールを底部リ
ンク (9) の溝に挿入します。
• 取り外したシム (12)、バンパー ( 11) およびバンパーカバー ( 13) を元に
戻します。
• 歩いてもらって、バルブ E で遊脚伸展を調整します。 完全に開いたバ
ルブ E で十分な伸展が得られない場合、さらに硬いスプリングを試して
ください。
• 伸 展 補 助 の 取 り 付 け 後、 遊 脚 屈 曲 抵 抗 を 調 節 し 直 し ま す
(バルブ F および H)
フォローアップチェック
• 2、3 週間後に調整を再調査してください
• 膝継手に慣れてくると、シムとバンパーを変更する必要があるかもしれ
ません。
• 経験、安全性および随意制御が増すにつれ、硬めのバンパーやシムを厚
く変更する必要が生じることがあります。
外装オプション(図 11 & 12 )
膝継手機能を妨げないセパレートの外装ソリューションをお勧めします。一
体型外装ソリューションも可能です。
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