Thermo Fisher Scientific Thermo Scientific Finnpipette F1 Guide D'utilisation page 46

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11. ピストンバー(16)のカバーにピストンおよびチップコーンを取り付け、4個/6個の
ネジ(20、21)でカバーを閉めます。 クリップ(22)を挿入します。
12. アダプタチューブ(46)とチューブ(43)をモジュールのくびの部分にセットし、
ロックつめ(44、45)を挿入します。
13. ピストンロッド(16)にスプリング(13)とロック(12)を挿入します。
14. モジュールの上にチップイジェクタをセットします。
15. モジュールのハンドルのねじを回し、サービスツールのヘッドNo.2で締めます。
16. チップイジェクタのレバーを「カチッ」と音がするまで押し下げます。
マルチチャンネルピペットのチップコーン交換
マルチチャンネルピペットのすべてのチャンネルにおいて均一の性能を保証するために、
チップコーンの一部を交換する必要がある場合には、同時にすべてのチップコーンを交
換してください。交換用パーツのパッケージにはセットされたチップコーンが入ってい
ますので、別のパッケージのチップコーンと混ぜないでください。
滅菌
フィンピペットF1のシングルチャンネルピペットのチップコーンアッシー(アセンブ
リ)は、121℃(2 ata)で20分間,オートクレーブ滅菌を行うことができます。その他
のパーツおよびマルチチャンネルピペットは、オートクレーブ滅菌できません。オート
クレーブ滅菌を行った後は、チップコーンアッシーを2時間以上かけて室温に戻す必要
があります。ピペットを使用する前に、チップコーンアッシーが乾いていることを確認
してください。滅菌を実施した後は、キャリブレーションを行うことをお勧めします。
オートクレーブ滅菌が可能なパーツ:
パーツ番号42:シングルチャンネル・チップコーンアッシー
0.5-5ml モデルおよび 1-10ml モデルのパーツ番号10および14のパーツを除く
パーツ番号は「スペアパーツ」のセクションに記載されています。
症状
液漏れ
分 注 精 度 が
悪い
特 定 の 液 体 の
分 注 精 度 が
悪い
注意!
フィンピペットは,ユーザーの皆様自身で簡単にメンテナンスしていただけるよう
に設計されています。
修理や検定のために販売元へ返送される場合には,返送前に必ず汚染除去/消毒を行
ってください。
トラブルシューティング
原因
チップが正しく装着されていない
チップコーンとチップの間に異物が
ある
ピストン,O-リング及びシリンダの間
に異物がある
グリース切れ
O-リングの磨耗
操作が正しく行われていない
チップが正しく装着されていない
キャリブレーションのずれ(誤操作な
どのため)
不適切なキャリブレーション
(粘性の高い液体はその液体でキャリ
ブレーションを行う必要がある)
対処方法
チ ッ プ を し っ か り 装 着
する
チップコーンをきれいに
し,新しいチップを装着
する
ピストン、O-リングとシ
リンダをきれいにし,グ
リースを塗る
O-リング,シリンダ,ピ
ストンにグリースを塗る
O-リングを交換する
取扱説明書にしたがって
注意深く操作する
チ ッ プ を し っ か り 装 着
する
取扱説明書にしたがって
キ ャ リ ブ レ ー シ ョ ン を
行う
分注する液体を使用して
キ ャ リ ブ レ ー シ ョ ン を
行う
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