免責条項
患者シミュレータシステムは、教育方針や一般的な医療慣習を理解
している、適切な研修を受けた医療関係者の監督の下で使用してく
ださい。
すべての患者シミュレータやその他の研修用機器と同様、解剖学的
特徴や生理学的モデルには近似、偏差および不正確性が存在する場
合があります。そのため、
Laerdal Medical はすべての機能の完全な
正確性を保証するものではありません。
注意と警告
「注意」は、軽度の人身傷害またはシミュレータの損傷につながる
条件、危険または危険な行為を特定するものです。
「警告」は、重篤な人身傷害や死亡につながる条件、危険を起こす
原因または危険な行為を特定するものです。
シミュレータの取扱いについて
警告
高濃度酸素や可燃性ガスを使って換気を行わないでください。
–
取扱説明書で指示されている液体のみを使用してください。指
–
示に従わない場合、シミュレータおよびその構成部品が破損す
る恐れがあります。
人工呼吸の際、加湿は行わないでください。
–
シミュレータで口対口/口対鼻の人工呼吸を絶対に行わないで
–
ください。シミュレータの気道は清掃や消毒を意図して作られ
ていません。
内部チューブやケーブルが断線している場合はシミュレータを
–
使用しないでください。
40°C を超える温度でシミュレータを絶対に使用しないでくださ
–
い。 オーバーヒートやシャットダウンが生じる場合があります。
10ºC を下回る温度でシミュレータを使用しないでください。
–
-15°C を下回る温度あるいは 50°C を超える温度でシミュレー
–
タを絶対に保管しないでください。
35°C を超える温度で除細動器を使用するとオーバーヒートや
–
シャットダウンが生じる場合があります。
指などをはさまないよう注意してください。シミュレータの関
–
節から保護ブッシングを取り外したり、外部スキンがない状態
でシミュレータを使用したりしないでください。
人身傷害を避けるため、シミュレータにとがった先端を向ける
–
ことは絶対にしないでください。
輸送と保管
人身傷害や物損を防ぐため、輸送中はシミュレータをしっかり固定
するようにしてください。
注意と警告
除細動に関する危険
SimBaby では臨床用の除細動器を使用できます。除細動中、除細動
器やシミュレータに触れると感電する危険性があります。シミュ
レータで除細動器を使用する際は、すべての標準的安全措置を講じ
てください。詳細については、除細動器の取扱説明書をご参照くだ
さい。
警告
心電図コネクタは心電図モニタリング専用に設計されており、
–
除細動に使用することはできません。心電図コネクタへ除細動
を行うと、シミュレータ内部の電子部品にダメージが生じ、使
用者に危害が加わる可能性があります。
除細動は、除細動器コネクタ上でのみ実行してください。
–
除細動時はシミュレータを導電性の面や物に接触させないでく
–
ださい。
可燃物や高濃度酸素が近くにある環境で除細動を行わないでく
–
ださい。
シミュレータの胴体は、常に乾燥した状態にしておいてくださ
–
い。除細動の前に患者シミュレータを周辺温度に順応させてく
ださい。温度の急な変化 (患者シミュレータ を寒い環境から暖
かい環境へ、あるいは暖かい環境から寒い環境へ移動させるこ
と) に より、ベースボードに結露がたまり、感電の危険性が生じ
る場合があります。
心電図用コネクタへは絶対に除細動を行わないでください。
–
コネクタに高電圧が生じる恐れがあります。心電図用コネクタ
に除細動を行うと、内部の電子部品が損傷し、部品の交換が必
要になります。
オーバーヒートを防ぐため、除細動の放電 (最大 360 J ) を連続
–
して 3 回以上行わないようにしてください。トレーニングセッ
ション中は、除細動の放電回数が平均 2 回/分を超えないよう
にしてください。
除細動中、シミュレータを導電面や導電性の物と接触させない
–
でください。除細動中には、高濃度の酸素など、発火しやすい
気体を使用しないでください。
電極によって胸部のスキンに穴があくのを防ぐため、患者用の
–
導電ジェルや導電除細動パッドは使用しないでください。
明らかに破損したケーブルやコネクタを使用しないでください。
–
一般的な使用
注意
シミュレータの食道または気管に液体を入れないでください ( 気
–
道確保用器具に塗布する少量の潤滑スプレーを除く)。
潤 滑スプレーを使用したら、セッション終了後に必ず食道フィ
–
ルタを交換してください。詳しくは「メンテナンス」をご覧く
ださい。
IV アームおよび IO/IV レッグへの輸液・薬剤投与のトレーニング
–
を行う場合は、終了後すぐに腕と脚から液体を除去してくださ
い。
他 の無線送信機または他の電子機器からの電磁放射のために、
–
頭部スピーカーに雑音が入ることがあります。この雑音を取り
除くためには、シミュレータを放射源から離すか、頭部スピー
カーの音量を 0 にします。
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