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メガネと双眼鏡の使用
メガネを使用せずに双眼鏡を使用する場合、 アイカップを取外してください。 その際、
アイカップ (図 6/1) を左に回し (反時計回り) 、 最も上のエンドポジションまで回転
させます。
アイカップは、 4 ポジションでのロックが可能です。 最も低い位置から、 高い位置ま
での間に、 2 つの中間ポジションが存在します。 この設定オプションにより、 眼と射
出瞳の距離を変化させることが可能になり、 各ユーザーにあった調整を行うことが
できます。
メガネを着用して観察する場合は、 アイカップを右側に回転させ (時計回り) 、 最も低
いポジションにロックされるまで、 下方向に回します (図 6) 。
アイピースの洗浄と交換
交換、 洗浄のためにアイピース全体を双眼鏡から取り外すことができます。
アイピースが 図 6 のように最も高い位置にくるまで、 アイピースを回します。 さらに同
じ方向に回し続けるとアイピース全体が外れます。
洗浄、 または交換後、 アイピースを右 (時計回り) に回し接眼レンズに装備します。
軽いクリック音がするまで右へ回し、 最も低いポジションにアイピースを設定します。
すると、 通常通り希望する眼幅、 接眼レンズの幅で、 アイピースの高さを調節すること
が可能です。
眼の距離の調整
双眼鏡の中心軸を使って、 双眼鏡を折り曲げることで、 両眼で観察する際、 丸い調和
のとれた画像が見えるように、 両眼間の距離を調整することができます (図 7) 。
注意事項:設定された両眼の距離により、 ターゲッ ト マークおよび表示が、 軽く傾斜
して見える場合があります。
R
(3)
(1)
Fig. 6
ターゲット マークのピント調整およびディオプター調整
距離測定ボタン (図 1/6) で、 ターゲッ ト マーク (図 2/9) をオンにし、 ボタンを押し続
けます。 ターゲッ ト マークおよび表示のピント調整は、 右ディオプター調整
(図 1/4) を左、 もしくは右に回転して、 行ってください。 その後、 センター フォーカス
(図 1/2) で、 右の双眼鏡のピントを慎重に調整します。
左ディオプター調整 (図 1/3) で、 同じ対象物に合わせて、 左のピントを調整します。
設定した数値は、 双眼鏡の裏側の 『+』 もしくは 『–』 で、 読み取ることができます。
レンジファインダーのメニュー設定
セッ トボタンを約 2 秒押すと、 ZEISS Victory RF のメニューが開きます。 セッ トボタ
ンを押すことで、 メニュー ポイント間を切替えることができます。
表 1
メニュー 1
照度 セッ トボ
メニュー 2
バリスティック設定 セッ トボタン
メニュー 3
ディスプレイ設定 セッ トボンタン
メニュー 4
単位 セッ トボタン
メニュー 5
測定モード セッ トボタン
メニュー 6
ボタン設定 セッ トボタン
メニュー 7
オフ セッ トボタン
照度
メニュー 1で (セッ トボタンを 2 秒押す) 、 照度を調整することができます。
ZEISS Victory RF には、 11 段階の照度レベルが存在します。 距離測定ボタンを押す
ことで、 11 種類の照度レベルから、 適切なものを選択してください (レベル 1 ≙ 最も
暗い設定、 レベル 11 ≙ 最も明るい設定) 。
さらに、 ZEISS Victory RF には、 選択した照度レベルを保持する自動照度調整機能
が、 搭載されています。
希望の設定になったら、 距離測定ボタン (図 1/6) から手を放してください。 最後に
表示された照度レベルが、 保存されます。 メニューで、 保存された設定を、 確認してく
ださい。
Fig. 7
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(2)
(2)
R
R
(4)
(4)
R
R
Fig. 8
タン 2 秒
2 秒 + セッ トボタン 1 回押し
2 秒 + セッ トボタン 2 回押し
2 秒 + セッ トボタン 3 回押し
2 秒 + セッ トボタン 4 回押し
2 秒 + セッ トボタン 5 回押し
2 秒 + セッ トボタン 6 回押し
L
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