Thermo Scientific Finnpipette F2 Guide D'utilisation page 55

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不均質サンプルの分注
(血糖値測定時の除蛋白操作など)
フォワード法の手順1と2に従って、チップに血液を吸引します。
乾いたきれいなティッシュペーパーでチップを慎重に拭いてください。
1. 分注済みの試薬の中にチップを浸し、プッシ
ュボタンを1段目まで押し下げます。チップ
の先端が試薬の液面より十分下にあることを
常に確認してください。
2. プッシュボタンをゆっくりと離してレディポ
ジションに戻します。
チップの中に試薬が入ってきます。チップの
先端を試薬に浸したままにしておきます。
3. プッシュボタンを1段目まで押し下げ、再び
ゆっくりと離します。チップの内壁がきれい
になるまで この手順を繰り返します。
4. 最後に、プッシュボタンを2段目まで押し下げてチップから試薬を完全に排出します。
フィンピペットはすべて、蒸留水またはイオン交換水を使用し、フォワード法により工
場出荷時にキャリブレーションを行っています。これ以外の分注法では、較正結果が異
なる場合があります。フィンピペットは、フォワード法以外で分注する場合や、温度や
粘性の異なる液体を扱う場合、容易に検定および容量調整を行うことができます。
使用機器と検定条件
分析用天秤が必要です。天秤の感量は、ピペットの検定容量に合わせて選択してくだ
さい。
検定容量
感量
10 µl未満
0.00 1 mg
10-100 µl
0.01 mg
100 µl超
0.1 mg
検定液は、蒸留水またはイオン交換水(ISO 3696「grade 3」に準拠するもの)を使用し
ます。 通風がなく、ピペット、チップ、検定液、室温が15~30℃で安定(±0.5℃)し
た状態で検定を行ってください。相対湿度は、50%以上必要です。特に50µl以下の容量
では、できるだけ湿度が高い方が蒸発の影響を防ぐことができます。エヴァポレーショ
ントラップなどのアクセサリを使用することもお勧めします。
検定
ピペットは、最大容量(通常容量)と最小容量で検定します。新しいチップを装着し、
検定液の吸排を3~5回行った後、それぞれの容量について10回ずつピペッティングを行
います。ピペットは、常に選択した容量を分注(Ex)するように調整します。フォワー
ド分注法の使用をお勧めします。最大許容誤差は、フォワード法に合わせて定められて
います。マルチチャンネルの場合は全てのチャンネルを検定することをお勧めします
が、両端チャンネルのみで検定することも可能です。調整は中央のどちらかのチャンネ
ルにて行います。後述のISO8655キャリブレーション規格の表またはお客様がお決めに
なった規格で比較することをお勧めします。
手順:
1. 最小容量で10回ピペッティングし、天秤でそれぞれの重量を測定します。
2. 最大容量で10回ピペッティングし、天秤でそれぞれの重量を測定します。
3. それぞれの容量について、誤差(A)と不精密度(cv)を計算します。
4. 結果を表1の規格と比較します。
計算結果が選択した容量の規格値の範囲内ならば、ピペットが正常に調整されています。
キャリブレーション
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