次に、マルチリンクブレークアウト(黄色ケーブル)、および
「X5:MULTILINK」(黄色)と印した腐食保護モジュール(CPM)出口間
部に、マルチケーブルを接続します。
5.トランスミッションケーブルハーネスの診断コネクタ、および「PORT
ENGINE Z1:DATALINK」(橙色)で印された、腐食保護モジュール
(CPM)出口部間に、標準ケープルを接続します。図Nを参照してく
ださい。
重要!システムを正常に機能させるため、CPM の DATALINK 出口
部を、エンジンNo.1(PORT側)の診断コネクタに接続してください。
赤色のケーブルを除き、黄色と緑色のマークをしたテープを標準ケ
ーブルから外します。
6 . 必 要 に 応 じ て 、 電 源 ケ ー ブ ル を 延 長 し た り 短 縮 し た り し
ま す 。 予 備 バ ッ テ リ に 接 続 し ま す 。 図 を 参 照 し て く だ さ い
。
注!腐食保護モジュール(CPM)を、どれでもよいのでスタータバッ
テリ群に接続してください。
7.赤色電線の本キットに同梱の
10Aフューズを、バッテリのプラ
ス 端 子 に 極 力 近 づ け て セ ッ ト し ま す 。 図 O を 参 照 し て く だ さ い 。
注!ヒューズを電源スイッチのバッテリ側にセットします。図Pの配線
図を参照してください。
8.黒色電線をバッテリのマイナス端子に接続します。図Oを参照して
ください。
9.ヒューズに接続した赤色電線を、バッテリのプラス端子に接続しま
す。図O参照してください。
10.システムへの自動設定実施し、故障コードをクリアします。指示の
詳細は、取説に基づいてください。
IV:VODIA手順
1.組立品を完了させるには、VODIA ツールを外側左舷エンジンの診
断用コネクタに接続します。
2.「電気系統と計器」節に記載されている、「ACP シャーシ ID の点
検」を実施してください。
3.表示されている PCU シャーシ IDが、「新しいシャーシ ID」と同じで
あることを確認したら、「OK」を押して確定します。
「PCU シャーシ ID」と表示されている、「新しい CPM シャーシ ID」が
異なる場合、「新しい CPM シャーシ ID」を変更して、「PCU シャーシ
ID」に一致させてから確定してください。
V:メンテナンス
陽極の交換
牽引時、陽極をチェックします。25%以下になっていたら、陽極を注
文して交換します。
交換する場合、旧陽極を取り外し、新陽極を取り付けます。図Qを参
照してください。
ACP トランザム装置の塗装
陽極を外します。図Rように、塗装前にプラスチック製のフタを外しま
す。
重要!トランソム装置のバックプレートを塗装する場合、金属部を塗
装しないように気をつけます。図Sに示す領域を塗装すると、ACP 機
能が駄目になります。