指示をよく読んでから作業を開始してください。
パッケージに部品すべてが同梱されているか確認してください。
本説明書の図に示されている部品は、作業対象のモデルと詳細で
異なる場合があります。
図は複数の説明書に使用されているため、エンジンの機種によって
異なる場合があります。
しかし、基本的な情報に間違いはありません。
重要!このキットは、グラスファイバー船殻での取付け用です。
このキットの内容は次のとおりです。
品名
ドリルテンプレート
トランソム装置
M10ワッシャ
M10 ロックナット
ワッシャ(M50、プラスチック製)
グロメットナット(M50)
腐食保護モジュール(CPM)
ワッシャ(結合用、M8)
結合ケーブル、キット*
マルチリンクブレイクアウト
ヒューズキット
取説
その他材料
ネジ**
ネジ***
ワッシャ***
マルチリンクケーブル
標準ケーブル
* IPS装置間の結合ケーブル
** ドリルテンプレート固定用。
***CPM固定用。
その他装置/特殊工具
- ホールソー、径 52 mm(2")
- VODIA 診断ツール
- 13 mm(1/2")ドリル
- IPS装置キット間の結合ケーブル
(4基掛けには1キット追加が必要)
- シーラント
- 防錆
重要!電源がオフになっていか確認します。
注!ボルボペンタ製 ACP IPS を正常に機能させるには、ISP 装置
排気出口部の鉄製要請を取り付けてください。その他 IPS 腐食保護
を取り外してください。
トランソム装置の場所
• トランソム曲げ半径は、9メートル (29.5 ft) を下回らないものとし
ます。図Cを参照してください。
• 装置の取付領域が滑らかで凹凸の無いようにします。
• 装置をを上に向けて取り付けます図Eを参照してください。
• 最低でも水線の50 mm( 2")以下になるように、装置を極力下に取
り付けます。
• 装置を凹部に取り付ける場合、装置周辺に50 mm (2")の隙間を設
けてください。
• 最寄りの金属からの取付距離は、205mm (8") 以上とし、金属が
ACPシステムの影響を受けないようにします。
数量
位置
図
2
1
D
2
2
K
8
3
H
8
4
H
2
5
H
2
6
H
1
7
J
2
8
L
2
9
K
1
10
K
1
11
K
1
-
-
4
12
E
3
13
J
3
14
J
1
15
K
1
16
K
防食保護モジュール(CPM)の位置
• トランソムのエンジンルーム内部、できれば水線上に、CPMを組み
立てます。図Jを参照してください。
• センターラインに近い場所を選ぶことで、ドライブ結合ケーブルを
接続先である、ソレノイド保護装置まで配線できます。図Lを参照
してください。
I:トランザム装置の組立
1.トランソムに垂直線と水平線を引きます。図Dのように治具をセット
して、引いた線を治具端のマーキングに合わせ、2本のネジ(同梱さ
れていない)を締め付けます。
2.トランソムの方角に関して、4 個の 13 mm (1/2") 径ボルト穴をドリ
ルで開けます。図Eを参照してください。
3.図Fのように、トランソムに治具を取り付けるネジを緩め、治具を外
します。図Gのように、グロメット穴径 2" or 52 mm で、 ホールソーを
使ってドリル穴を開けます。
重要!2本の線が交差するヶ所の穴を、 ホールソーを導く中心穴とし
て使用します。
4.トランサムにトランサム装置を組み立てます。最初に、ケーブルを
ケーブルグロメット穴に通します。図Hを参照してください。
5.適当なシーラントで穴を封止します。図H を参照してください。
6.ボルトの防水グリースをブラシします。ワッシャおよびロックナットで
締め付けます。図Hの20 Nmで締め付けを参照してください(15 lb.ft)
注!締付けトルクについては設置図を参照しますが、追従しなけれ
ばならないという図ではありません。
7.プラスチック製ワッシャとグロメットナットで、グロメットを締め付けま
す。グロメットナットを手で締めます。レンチで、さらに1/4~1/2回し
ます。図Iを参照してください。
II:防食保護モジュール(CPM)の組立
1.CPMを採用し、3個穴を印します。
2.パイロット穴を開けます。
3.CPMを組み立てます。ワッシャと適当なネジ(同梱されていない)で
締め付けます。
III:ケーブルの接続
図Kを参照してください。ボルボペンタ製 ACP IPS システム配線の
概要。
重要!見落としたケーブル接合部が無いか確認し、常に最新の注意
を払ってケーブルを固定し、水および熱い可動部品を避けます。
1.トランソム装置の12ピンコネクタを、「TRANSOM
「TRANSOM UNIT 2"」白文字)と印した、腐食保護モジュール(CPM)
に接続します。図Lを参照してください。
2.「BONDING TO PORT DRIVE」と印とたケーブル端子、および外側
左舷 IPS 装置(No.1)のソレノイドガードにある、結合ケーブル端子1
個を固定します。ケーブル端子およびソレノイドガード間に、M8 ワッ
シャを入れます。25 Nm (18 lb.ft) で締め付けます。図Lを参照してく
ださい。
注!図Aのように、TRIPLE 組立品の場合、IPS2 装置No.1 を IPS2
装置No.2, へ、IPS2 装置No.2 を IPS2 装置No.3 へ結合します。
注!図Bのように、QUAD 組立品の場合、IPS 装置No.1 を IPS 装置
No.2, へ、IPS 装置No.2 を IPS 装置No.3 へ、IPS 装置No.3 を IPS 装
置No.4 へ結合します。
3.「BONDING TO SB DRIVE」と印とたケーブル端子、および外側ポ
ート IPS ドライブレッグのソレノイドガードにある、残りの結合ケーブ
ル端子を固定します。図を参照してください。
4.図Mのように、マルチリンク出口部およびケーブル間にある、腐食
保護モジュール(CPM)に最も近いヘルムステーションの HCU に、マ
ルチリンクブレークアウトを接続します。
UNIT
1」および