ATEM Software Control の使用
カメラコントロールとは
Blackmagic Studio Camera は、 ATEM Software Control のカメラコントロール機能を使用して、 ATEM スイ ッ
チャーからコントロールできます。 「カメラ」 ボタンをクリックすると、 カメラコントロール機能が開きます。
互換性のあるレンズを使用している場合は、 アイリス、 ゲイン、 フォーカス、 ズームコントロールなどの設定
を簡単に調整できます。 さらにカメラバランスを調整したり、 DaVinci Resolve のプライマリーカラーコレク
ターを使用してユニークなルックを作成することも可能です。
ATEM スイッチャーのコントロール機能は、 ATEM スイッチャーからの出力 (ダウンコンバート SDI 出力
以外) を介して、 放送カメラのコントロールパケットにより実現します。 つまり、 ATEM スイッチャーの SDI
出力をカメラのビデオ入力に繋ぐと、 カメラは SDI リンクでコントロールパケットを検出し、 カメラ自体の
機能をコントロールできます。 カメラは一般的な SDI を介して、 またはユーザーによるアップグレードで SFP
モジュールがインストールされている場合は光ファイバーでコントロールできます。
ATEM カメラコントロール
SDI で接続
Blackmagic Studio Camera の SDI 出力を ATEM スイ ッチャーの SDI 入力に接続します。
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ATEM スイッチャーの SDI 出力 (ダウンコンバート出力およびマルチビュー出力以外) を、 Studio
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Camera の SDI 入力に接続します。 カメラコントロール信号は、 Multi View およびダウンコンバート
SDI 出力からは送信できません。
Blackmagic Studio Camera の 「 MENU 」 ボタンを押します。 Studio Settings > Camera Number へ
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ナビゲートし、 カメラとスイ ッチャー入力をマッチさせます。 例えば、 Studio Camera 1 が ATEM スイ ッ
チャーの Cam 1 に接続されている場合、 Camera Number を 「 1 」 に設定します。 これにより、 タリー
信号が正しいカメラに送信されます。
ATEM Software Control の使用
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