備 考 浮遊固体に関して
4
固体の浮力がホルダーの重量を超える場合、ブラケット
の計量皿上部に追加のウェイト(1)を置く必要がありま
す。
ホルダーの浸漬部分に気泡が付着していないことを確認
してください。ホルダーを動かすことで、あるいは目の
細かいブラシで気泡を落とします。
風防ドアを閉めて風袋引きをします。
5
ブラケットの2つの計量皿(1)のどちらかに固体を載せる
6
か、あるいは、固体の重量が > 20 gである場合、ホルダ
ー(2)の上部にある計量皿に固体を載せます。
ディスプレイの値が安定するまで待ち、表示された値
7
(計算式の値"A")を記録します。
計量皿から固体を取り出し、風防ドアを閉めて風袋引き
8
をします。
固体をホルダー(1)に載せます。浮遊固体の場合、ホルダ
9
ー(2)の下に固体を置きます。
10 固体に気泡が付着していないことを確認してください。
気泡は目の細かいブラシで落とします。
11 天びんが安定した状態になるまで待ち、表示された値
(計算式の値"B")を記録します。
12 計算式に基づいて固体の密度 ρを測定します。[固体の
密度測定 } 53]をご参照ください。
4.3 液体の密度測定
気泡を回避するには、以下の予防措置を考慮に入れてください。
付属の湿潤剤または有機液体をお使いください。湿潤剤に追加による密度変化は無視できます。
•
耐溶剤性の固体を脱脂します。
•
定期的にシンカーを洗浄します。
•
最初に沈める際にシンカーを軽く動かして、気泡を取り除きます。
•
付着している気泡は目の細かいブラシで落とします。
•
XPE、XP、XS 上皿天びん用
1
1
2
操作 55