07_出力センサーの較正
NERO
は正確な電力値を常に測定するために
システム設定を消去することで、本体内部の
電力測定システムを較正することができま
す。
ローラー台がまだ冷たく、できれば畳んだ状
態にしてあった状態で、少なくとも2時間は使
用していない時にキャリブレーションを実施
することが重要です。さもないと、精度が保
証されない可能性があります。
キャリブレーションを実施するには、アプリ
またはプログラム 「MY E-TRAINING」を起動
させ、指示に従ってください。
モバイル版では、キャリブレーションのコマ
ンドは次のように見つけられます。:パラメ
ータ-高度な設定-トレーナーのキャリブレ
ーション
デスクトップ版では、キャリブレーションの
コマンドは次のように見つけらえます。:セ
ットアップ-トレーナーのキャリブレーショ
ン
この作業は、ペダルを踏んで、指定の値に達
するまで速度を上げていくことで完了しま
す。
システムから案内が表示されたら、ペダリン
グを止めてください。
数秒後、システムにより較正プロセスが成功
したことが示されます。
この値は NERO のメモリに保存され、ELITE
以外のサードパーティ製ソフトウェア/アプ
リ/デバイスを含め、本製品に接続されている
すべての端末から正確な電力データが受信さ
れます。
注:上記の較正手順は、ELITE
ト ウェア / アプ リ/ デバ イス で も実 行 で き ま
す。
正しいキャリブレーションのしかたについて
の注記
- ペダルを踏むのをやめるように指示が出た
ときには、自転車をローラー台のできるだけ
中央に保持するようにします。
- 壁その他の支えに寄りかかってはいけませ
ん。
- キ ャ リ ブ レ ー シ ョ ン の 手 順 が 終 了 す る ま
で、足をペダルの上に置いたままにしてくだ
さい。
08_ケイデンスセンサー
ローラー台 NERO ではケイデンス検知セン
サーを使用していません。ケイデンスは速度
をもとに高度な計算をすることで求められま
す。ケイデンスの値は測定値ではなく計算値
ですので、特殊な状況では正確でないことが
あります。
09_各部の名称とリスト
ステップ
上側ノブ
駆動ベルト
前ローラー
中ローラー
後ローラー
前ガイドホイール
下側ノブ
スイングホイール
安全ノブ
10_ 組み立て
NERO の組み立ては弊社の生産部門で完了して
いますので、 ユーザーが組み立てる必要はありま
せん。 各製品は組み立て後に正常に作動するこ
とが確認されます。
11_使い方
1) 安全ノブ (L) を 「I」 の位置まで動かしてロック解
除します (図 1)。
2) ローラー台を少し広げます (図 2)。
3) 駆動ベルト (C) を前と後の2箇所の取付部に配
置します。 この時、 プラスチック部分でベルトを傷
つけないように注意して ください (図 3 – 図 4 – 図
5)。
4) NERO を完全に開く前に、 自転車のフレームの
長さに応じて、 ローラー間の距離を調整する必要
があります。 この調整は次のように実施してくだ
さい :
製以外のソフ
- NERO で使用する自転車の両輪の中心間距離
を測定します (図. 6)。 この距離を X とします。
- ローラー台は 924~1144mm (37~45 インチ)
の X の範囲に合わせることができます。
- ローラー台は、 両輪の中心間距離の最小値であ
る 924mm (37 インチ) に設定されています。
両輪の中心間距離が 924mm (37 インチ) よりも
大きい場合は、 下側ノブ (H) を動かして (図 7)、 目
盛りを参考にしながらX の値にできるだけ近づけ
るように位置調整バーを伸ばします (図 8)。
-
両輪の中心間距離に対して正し く調整できた
ら、 下側ノブ (H) を締めます (図 9)。
5) NEROを完全に広げるには、 両手で前部のハン
ドルをつかんで力強く下に押します (図 10 と 図
11)。
!注意!
自転車の両輪の中心間距離が 1044mm よりも
大きい場合は、 ローラー台を完全に広げて長さ
を徐々に大き く しながら駆動ベルトに無理なく合
x 1
(A)
x 1
(B)
x 2
(C)
x 1
(D)
x 1
(E)
x 1
(F)
x 2
(G)
x 1
(H)
x 4
(I)
x 1
(L)
JP
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