爆発の危険。引掛け棒を使用している場合は、 フェンスの接地つまみにアースストラップを接続してく
ださい。メンテナンス作業中はセンサもフェンスに接続する必要があります。これは、 静電放電が原因
で爆発性ガスに引火することを防止するためです。
レーダー RF に曝される危険があります。マイクロ波ビームに頭やその他の重要な臓器が当たらない
ようにしてください (マイクロ波開口部から 1 m 以内)。Flo-Dar マイクロ波の電力レベルは非常に小
さく (約 15 mW)、非管理環境における政府指定の暴露限度を十分に下回っていますが、この製品のユ
ーザーがレーダー周波数トランスミッターの付いたデバイスを取り扱う場合は、 適切な安全手順に従う
必要があります。
センサを取り扱う場合は、マイクロ波トランスミッターが損傷しないよう注意してください。トランスミッター
が損傷すると、信号電力レベルが高くなって、重要な地上マイクロ波リンクと干渉することがあります。
次のいずれかの条件が発生すると、トランスミッターの安全が損なわれることがあります。
• 目に見える損傷
• 70 °C を超える温度での長期保管
• 輸送時の強いストレス
• 設置後の時間経過
• 作動の異常
上記の条件が 1 つでも発生した場合は、デバイスをメーカーに返却して再保証を受けてください。
7.1 腐食および損傷の確認
1 年に 1 回、腐食および損傷がないか確認します。
注 : Flo-Dar システムの部品の中でユーザーが交換できるのは、ベイルアセンブリとケーブルのみです。センサが故
障した場合は、装置全体を交換する必要があります。
1. 環境ガスがセンサ内に流入する原因となる腐食または損傷がないか確認します。
2. メインのプラスチックケースの上部および下部、深度モジュール、またはレードームに膨張、ふ
くれ、穴、欠損が発生していないことを確認します。
3. 拡張距離センサを使用している場合は、ケースおよび 4 本の ¼-20 ステンレススチールボルトを
調べます。
4. Surcharge Velocity Sensor (SVS) を使用している場合は、次の手順を行います。
a. 装置が腐食していないこと、およびラベルが読み取れることを確認します。
b. コネクタに損傷または腐食がないか調べます。システムのすべてのコネクタを締めます。
5. コネクタに損傷または腐食がないか調べます。システムのすべてのコネクタを締めます。
6. コネクタに腐食が見つかった場合は、コネクタを洗浄して乾燥させ、コネクタピンに水分が残っ
ていないことを確認します。腐食が激しい場合は、ケーブルを交換します。ケーブルの交換
165 ページを参照してください。
7.2 装置の清掃
爆発の危険。危険な場所では、Flo-Dar または SVS センサの拭き取りや洗浄を行わないでください。
研磨紙または高圧ホース、 あるいは洗浄機を使用してセンサを洗浄しないでください。センサ底部の圧
力ポートの邪魔にならないようにしてください。
荷重条件にならないかぎり、センサは流水に接触しないため、定期的に洗浄する必要はありません。
荷重条件が発生した場合はセンサを調べて、洗浄が必要かどうかを確認してください。
用意するもの: フック付き引掛け棒 (オプション)
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