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Laerdal ALS Simulator Mode D'emploi page 27

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静脈路確保:
シミュレータの
IV アームを長持ちさせるため、静脈ルート確保には 21G
以下の針・カテーテルを使用してください。カテーテルまたは他の静脈注
射器具を使用する際は、潤滑剤を塗布しておくと、挿入がスムーズにな
ります。
注:ヨウ素を使用しないでください。シミュレータに染みができてとれな
くなる恐れがあります。
1 . IV バッグをチューブに取り付けます。注:クランプが閉じていることを確
認してください。
2 . 注射器を使い、適量の疑似血液(原液)と 500 cc の水を IV バッグへ注入
します。注:クランプが閉じていることを確認してください。これが「血液
供給」バッグとなります
( 写真 9) 。
3 . 血液供給用バッグを、シミュレータ右腕から出ている静脈チューブの片
方一本に取り付けます。
4 . もう 1 つ空のバッグを用意し、シミュレータ右腕から出ている静脈チュー
ブの片方に取り付けます。こちら側のバッグは血液回収用となります
( 写真 10) 。
5 . 回収用バッグのチューブにあるクランプを開け閉めすることで、擬似血液
の流れを調整します。回収用バッグを床などの低い所に置き、重力で血液
が流れていくようにします。
6 . 血液供給用バッグを点滴ポール等から吊り下げ、クランプを開くと、擬似
血液が腕に流れていきます。
注:血液供給用のバッグに血圧計カフを巻きつけ、圧力を加えることで、重
力を利用しなくても血液の流れを作ることができます
7 . 血液供給用バッグが空になったら、このバッグと回収用バッグを入れ替え
ます。使用開始時とは逆に、擬似血液が流れ込んだ回収バッグを点滴ポー
ルから吊り下げ、空になった血液供給用バッグを床などに置き、再び擬似
血液が流れるようにします。
注:常に回収側のバッグのクランプを使って流量を調整して下さい。流量を
調整するために、回収用リザーバーのクランプを常に使用します。
上記の準備を行った後、実際のプロトコールに従ってトレーニング実施して
ください。
All manuals and user guides at all-guides.com
推奨
写真
9
( 写真 10) 。
写真
10
筋肉注射:
筋肉注射は、両側の三角筋と大腿部、および臀部へ実施することができます。
薬剤の投与は、現場のプロトコルに従って実施してください。トレーニン
グ中は、使用上の注意および安全対策に従う必要があります。
尿道カテーテルの使用
( 外性器アップグレードキット有り ) :
1 . シミュレータから外性器を取り外します。
2 . 骨盤部にあるピンを持ち上げ、片側に外して回転させます。
注:骨盤ピンは最後に必ず元に戻して下さい。骨盤部が広がってしまう場合
があります。
3 . 尿リザーバを持ち上げます。
4 . 付属のバルブコネクタを用意し、ネジ状になっている端を外性器の後側へ
取り付けます
( 下記 11 ~ 13 の手順に従ってください ) 。
5 . バルブコネクタの反対側にクランプをかぶせます ( この時点ではまだ締めな
いで下さい
) 。
6 . バルブをリザーバの黒色コネクタに取り付けます。リザーバに密着するよ
うに取り付けてください。
7 . クランプをかぶせた部分へあてがいます。
8 . クランプをしっかりと押し込み、固定します。これでクランプが適切な位
置にロックされます。
9 . 外性器をシミュレータ胴体に装着します。
10 . 骨盤ピンを元に戻します。
注:骨盤ピンを元に戻すのを忘れると、骨盤部が広がる可能性があります。
11 . 尿リザーバの蓋を外します。
12 . 注射器を使って、尿リザーバに着色水を入れます。
13 . プロトコルに従い基づいて導尿トレーニングを実施して下さい。
25
推奨
写真
11
クランプを取り付ける前
(
)
写真
12
クランプを取り付ける場所
(
)
写真
13
(
クランプをしっかり押し込む
)

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