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Issue no: 07
1.5. ツール使用時の危険
ツールのアクセスできるパーツと接触すると、
実際に引火の危険があります。ツールおよびコ
ントローラの選択時には、動作条件を考慮し、
メーカーが定めた動作限度を超えないこととし
ます。
ツールに無理な力を加えないでください。用途
に合ったツールを使用してください。用途に合
ったツールを使用すれば、作業効率が良く、安
全性も増します。
スイッチで電源のオン/オフができないツール
は使用しないでください。スイッチでコントロ
ールできないツールは危険です。修理が必要で
す。
調整を行う、付属品を変更する、ツールを保管
する場合など、あらかじめ電源からプラグを抜
いてください。このような予防安全措置によ
り、ツールが不意に始動するリスクを減らすこ
とができます。
使用していないツールは、子供など、トレーニ
ングを受けていない人の手の届かないところに
保管してください。トレーニングを受けていな
い人には、ツールは危険です。
可動パーツの不具合、結合、パーツの破損、そ
の他、ツールの動作に影響を与える条件をチェ
ックします。破損したツールは、使用前に保守
サービスを受けてください。事故の多くは、手
入れが行き届いていないツールにより起きてい
ます。
メーカーによりモデルに推奨されている付属品
のみお使いください。あるツールに適した付属
品が、他のツールに使用したときには危険にな
り得ます。
1.6. ツールの手入れ、サービス
ツールの保守サービスは、修理の有資格者が行
うようにしてください。資格のない者の行う保
守サービスは傷害を招く原因になり得ます。
コントローラを開け、内部にアクセスできるの
は、経験のある有資格者(認定電気技術者)だ
けです。感電の危険をなくすため、コントロー
ラ内部の保守サービスは、コントローラの電源
を切って1分以上経ってから行うこととします。
感電の危険およびコンポーネントの破損をなく
すため、ツールのどのような変更でも、その前
にコントローラの電源を切る必要があります。
ツールの保守作業を行うときは、交換パーツは
同じもののみ使用します。承認されていないパ
ーツの使用、およびメンテナンスの指示に従わ
ないことは、感電の危険を招く恐れがありま
す。
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2. 使用宣言
コントローラは SLC 電動ドライバ専用です。
他の用途での使用は禁じられています。業務専
用。
事故のリスクを小さくするため、こ
のツールを使用、取り付け、修理す
る人、付属品を変更する人、または
近くで作業を行う人は、あらかじめ
ここに記載されている指示・説明を
お読みください。このモジュールは
接地する必要があります。このモジ
ュールを爆発の可能性のある環境で
使用しないでください。モジュール
をプロテクトなしで使用しないでく
ださい。
2.1. 動作特性
-
トランス: 110/230 V AC – 50/60 Hz
-
電圧: 40 VDC
-
出力: 200 VA
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ヒューズ: 3.15 A
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構造クラス:クラス1
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重量: 3.370 kg
-
サイズ: 195x154x89 mm
3. 起動
コントローラをチャージするには、リアパネル
にある "I" ボタンを押します。
システム全体がチェックされた後、画面に次の
情報が表示されます。
● ドライバのタイプ
● ジョイントのタイプ(ソフトまたはハード)
● アプローチフェーズの時間
● トルクレベル
4. プログラミングモード
プログラミングモードに入るには、"ESC" キー
を3秒間押します。
メニューをスクロールするには、▲、▼ の矢印
キーを押します。
パラメータを選択するには、パラメータの矢印
でスクロールし、"有効" キーを押します。行が
点滅を始めます。
パラメータを変更するには、▲、▼ 矢印を押し
ます。
パラメータを確認するには、もう一度 "有効" キ
ーを押します。
変更をキャンセルするには "ESC" キーを押し
ます。
03/2022