取扱説明書
メンテナンス
メンテナンスは必要ありません。 エラー状態または注意が必要な状態の場合、赤
いLED(エラー)または黄色のLED(注意)が点灯します。エラーや 注意が必要
な状態を確認するために、シリアルコミュニケーションでコードを読み取ること
ができます。ポンプが長時間放置されている場合は、DB15接続を目視で確認し
て、ポンプが酸化していないことを確認することをお勧めします。
その他のメンテナンスは、専門の担当者が実行する必要があります。
システム上でいかなる動作を実行する前に、電源供給を切り、通気弁でポ
警告
ンプを通気し、ローターが完全に停止して待ちポンプの表面温度が 50° C
以下になるまで待ってください。
ポンプが故障した場合、アジレントの修理サービスまたは、故障したシステムを
取り替えてお客様へ再製造のシステムを提供する「アジレント最新交換サービ
ス」を利用することができます。交換のTwisTorr 305-ICは、ご注文がなされた時
に郵送されます。そして、交換のTwisTorr 305-ICが届いた箱に故障したTwisTorr
305-ICを入れて返送してください。
製造者へ修理または最新交換サービスのためにポンプを返送する前に、この説明
注
マニュアルに添付されている「返品の申請」フォームを記入し、現地の販売事務
所へ送信する必要があります。システムの梱包に、郵送する前に同フォームのコ
ピーを入れてください。
もしシステムを廃棄する必要がある場合、適切な破棄のために現地の条例に従う
ようご確認ください.
ローターの寿命
理論的評価によるTwisTorr 305-ICターボ分子ポンプローターの疲労抵抗は、停止
状態から最大速度、さらに停止までの、ランプの405000サイクルです。
予防措置として、典型的なポンプの使用と安全制限を考慮に入れると、アジレン
トは17年間の使用後にメンテナンスのためポンプを返品することを推奨します。
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Agilent TwisTorr 305-IC User Manual