デルタピーク設定
充電中、NiMHおよびNiMHバッテリーの電圧はバッテリーが満充電になるまで上昇します。バッテ
リーが満充電になるとバッテリーの電圧が降下を始めます。デルタピーク検出機能により電圧
の降下が検出され、その値があらかじめ設定したデルタピーク設定値に達すると充電を終了し
ます。セルの性能を最大限に引き出すためには通常ある程度の過充電が必要とされます。高い
デルタピーク設定値ではより過充電が進み、低い値ではあまり進みません。一般的にNiCdバッテ
リーでは高い設定値(セルあたり10mV~20mV)が必要で、NiMHバッテリーでは低い値(セルあたり
1mV~10mV)が必要とされます。デルタピークの誤検出(充電の早期終了)をしない範囲でできるだ
け低い値を設定することを推奨します。また、この設定はバッテリーの品質や使用期間、損耗度
により大きく影響を受けます。
バランシング
バランシングによりLiPoおよびLiFeバッテリーの全てのセルが平均化されます。バランシングに
よりバッテリーの充電状態、性能、安全性を最大限に高めることが可能となります。セル間の電
圧差が大きい場合、バランシングに掛かる時間は長くなります。
また、バランシングに長時間要する場合はバッテリー不良の可能性が有ります。
バランシングをONにする場合はバランシングコネクターを接続する必要があります。バランシ
ングをOFFにする場合は接続する必要はありません。充電器には2つの2mmバランシングポートお
よびバランシングボードを接続するためのポートが装備されています。バランシングコネクタ
ーにはいくつかの種類があり、適切なバランシングボードあるいは変換ハーネスを使用する必
要があります。本充電器にはJST-XHタイプのバランシングボードと2mmゴールドプラグのバラン
シングコードが標準付属します。
ご注意:常時バランシングを行う事を推奨します。バランシングを使用しない場合のリスクと不
利益を良く理解した上でバランス機能をOFFにしてください。
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NiMH/NiCdバッテリーの充電中はバッテリーが満充電になる前に充電が終了する場合があります
(満充電であればバッテリーは暖かくなっているはずです)。この場合はデルタピーク設定を
一段階高く設定し、もう一度充電操作を行ってください。
LiPo/LiFeバッテリーの電圧が低すぎる場合、急速充電を開始する前にバッテリーの電圧を高め
るための低速充電を行います。バランシングは急速充電の後でのみ行われます。セル間の電圧
差が大きい場合はバランシングが終了するまでの時間が長くなる場合があります。
充電中に「+」あるいは「-」キーを押して充電器及びバッテリーの様々なデータをディスプレ
イに表示する事が出来ます。詳細はスクリーンの概要ページを参照して下さい。
また、充電中にENTERキーを押す事で充電電流を変更する事が可能です。
注意:使用状況により充電器の温度プロテクターが動作し、クールダウンを行うことがありま
すが、短時間の中断のあと充電は正常に再開します。
Team Orion Advantage Twin Spec
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充電
各パラメーターの適切な設定が完了したら、バ
ッテリーを接続します。次にENTERキーを長押し
してください。バッテリーチェック画面が表示
されます。
バッテリーが正しく接続されていて正常であれば
充電画面が表示されます。
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